奥多摩にある白い建物を訪ねてみた【東京奥多摩仏舎利塔】

登山
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奥多摩の山を登るたびに見えていた白い建物が気になっており、その謎を解明すべく友人と行ってきました。下山してからは丹波山村にあるのめこいの湯も行きました。

奥多摩の山を登るたびに見えていた白い建物

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奥多摩にある白い建物を訪ねてみた【東京奥多摩仏舎利塔】

樹林帯から少し見える東京奥多摩仏舎利塔

※2022年9月17日の情報です

【コースタイム】深山橋~東京奥多摩仏舎利塔~丹波山のめこいの湯

奥多摩駅から7時30分発のバスで深山橋へ

  • 深山橋(8時2分)
  • 陣屋(8時10分)
  • 大寺山登山口(8時12分)
  • 大山寺・東京奥多摩仏舎利塔(8時55分着、9時35分発)
  • タナグチ山(10時9分)
  • オオヤマトヤマ(10時23分)
  • 鹿倉山(10時37分)
  • 大丹波峠(11時32分)
  • 丹波山村ローラーすべり台(12時25分)
  • 丹波山村のめこいの湯(12時54分)

※2022年9月17日時点では丹波山までの国道411号線通行止めにより定期便はなかったので、丹波山~大津久までの臨時マイクロバスを利用しました

奥多摩のあの白い建物へ【東京奥多摩仏舎利塔】

早朝の中央線

奥多摩は遠いので朝が早い。朝5時過ぎの中央線が朝焼けに染まっていた。

奥多摩駅に到着後、バスに乗って深山橋へ。

奥多摩、深山橋

深山橋を渡って、陣屋の向かって右奥(友人が立っているところ)から登山口へ。

陣屋

陣屋の側にある朽ちたバイクが良い雰囲気を出す。

陣屋の側から登山口へ

少し歩けば、大寺山(東京奥多摩仏舎利塔)・鹿倉山の大寺山登山口。陣屋登山口という名前でいいのではないだろうか。

大寺山(東京奥多摩仏舎利塔)・鹿倉山の登山口

この大寺山登山口の登りはじめはタイヤ!!木道はよくあるのだがタイヤは斬新!おそらく使われなくなった廃タイヤを使用しているのだろう。

登山道に使用されるタイヤ

登りはじめてすぐに気がついたのだがなかなかの急斜面であった。奥多摩三大急登よりも距離は短いけれど斜度は超える。

陣屋登山口~大寺山(東京奥多摩仏舎利塔)

陣屋登山口~大寺山(東京奥多摩仏舎利塔)

登りはじめて40分ほどで前方に白い建物が見えた!!!

大寺山(東京奥多摩仏舎利塔)

山の中から突然顔を出す謎の白い建物、その異様さは登ったものにしかわからない。

大寺山の頂上は開けており、そこには堂々とそびえ立つ謎の白い建物があった。

大寺山(東京奥多摩仏舎利塔)

大寺山にそびえ立つ【東京奥多摩仏舎利塔】

東京奥多摩仏舎利塔

若干の苦労の末にたどり着いた、大寺山山頂。そこにそびえ立つ謎の白い建物はなんだか異様だ。しかし、東南アジアの国々の特にミャンパーのパゴダを思わせる。

謎の白い建物は「東京奥多摩仏舎利塔」。

仏舎利塔に階段があるので中腹まで登ることができる。

東京奥多摩仏舎利塔を歩く友人

どこか異国感があると思ったら南インドで出土した仏舎利塔のレリーフをもとに設計されたそうでサンスクリット語表記もあった。

東京奥多摩仏舎利塔のサンスクリット語表記

東京奥多摩仏舎利塔の4方向全てに仏像が讃えられえいる。

東京奥多摩仏舎利塔

東京奥多摩仏舎利塔

東京奥多摩仏舎利塔

東京奥多摩仏舎利塔の涅槃像

東京奥多摩仏舎利塔は日本最大の高さ36mあるらしく、私と比べてもデカさがわかる。そりゃ遠くからも見えるはず。

東京奥多摩仏舎利塔と私

東京奥多摩仏舎利塔をコルラしてみる。いや、ただ歩いてまわるだけだけど。

東京奥多摩仏舎利塔と友人

東京奥多摩仏舎利塔がある大寺山にあったトイレ

東京奥多摩仏舎利塔のトイレ

東京奥多摩仏舎利塔のトイレ

神々しい。これぞ開運!!

東京奥多摩仏舎利塔のトイレ

帝都仏舎利塔の石碑と看板

東京奥多摩仏舎利塔

東京奥多摩仏舎利塔の説明

東京奥多摩仏舎利塔は日本山妙法寺が日本各地に建てた仏舎利塔の1つらしく、旅友曰く熱海とか御殿場、海外だとポカラにもあるらしい。

大寺山の東京奥多摩仏舎利塔は厳密に東京都かは微妙だけど、東京もしくは奥多摩のB級スポットとしてもっと宣伝してもいいと思う。

毎年5月の第4日曜日に記念法要が行われ信者が東京奥多摩仏舎利塔に集うそうで、仏舎利塔の前には祭壇が組まれ、塔も鮮やかに飾られるそうなのでこのときに合わせていくのが見応えがありそう。

大寺山頂上までは車とバイクでもアクセスはできるらしい。

 

大寺山・東京奥多摩仏舎利塔から丹波山村のめこいの湯へ

大寺山・東京奥多摩仏舎利塔~鹿倉山・丹波山方面へ

名残惜しいが、午後からは天気が崩れるとの予報なので先へ進む。分岐で知ったけれど鴨沢からもアクセスできるそう。

大寺山登山口から東京奥多摩仏舎利塔までの急登とは違って、仏舎利塔から先は歩きやすい登山道になる。登山という観点から見れば消化試合感があった。

30分ほど歩くと、タナグチ山。地味だ。

タナグチ山

10分ちょっと歩けばオオヤマト山。地味だ。

オオヤマト山

鹿倉山方面へ歩いていくと、次第に林道になる。

大寺山・東京奥多摩仏舎利塔~鹿倉山・丹波山

オオヤマト山から15分で鹿倉山。地味だ。

鹿倉山

なんだかんだ林道や登山道っぽいところを1時間ほど歩いて大丹波峠に到着。

大丹波峠

この大丹波峠から丹波山方面は登山道が崩壊しており通行止めになっているが、無理なら引き返すということで先へ進む。※通行止め箇所を通る際は自己責任でお願いします

植林地帯を抜けると、崩壊箇所っぽいところへ。

大丹波峠~丹波山

大丹波峠~丹波山の崩壊箇所付近

大したことはなく、あっさり崩壊箇所を抜けられた。ここにいた犬にはびっくりしたけど。

大丹波峠~丹波山

小峰山経由で丹波山まで行くことにする。ローラーすべり台があるらしい。

小峰山入口

小峰山の頂上には展望台もあって丹波山村を一望できる。小菅村もそうだけど、丹波山村も山梨県(一応)。

丹波山村

ローラーすべり台は丹波山村側から受付をして敷物を借りないと滑れないらしい。が、見た感じ子供用過ぎて楽しめなさそうなので歩いておりた。

 

丹波山温泉のめこいの湯が最高だった!

丹波山村のめこいの湯

登山における楽しみの1つに下山後の温泉がある。

丹波山村のめこいの湯には前々から行ってみたいと思っていたがアクセスが悪くなかなか来れなかった。

「のめっこい」とは丹波山の方言で「つるつる、すべすべ」という意味です。
源泉温度44度の硫黄泉は、神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復などの一般効能に加え、入浴後にはしっとりつるつるする美人の湯として評判。
丹波山温泉のめこいの湯HP

お昼ごろの時間帯で混んでいなくて露天風呂が気持ちよかった。外気浴スペースやぬるま湯もあってのんびり浸かることができた。テントサウナもあるらしいので機会があれば試してみたい。

丹波山おんせんのめこいの湯で食べたご飯

バスの時間までのんびりと滞在させてもらい、極上気分で奥多摩まで帰りました。いや、帰り道が長い!!

丹波山温泉バス停

参考までに奥多摩駅までの臨時バスの案内を貼っておきます。2022年9月17日の情報です。

丹波山から奥多摩駅までの臨時バスの案内

今回の奥多摩の深山橋~大寺山・東京奥多摩仏舎利塔~丹波山温泉のめこいの湯までのルートは、登る山がなくなってきた人、登山の趣向を変えたい人、異国感を味わいたい人、ちょっと運動してから温泉に浸かりたい人にはおすすめなルートです。登りはじめの急登以外は比較的楽です。

では、最後までお読みいただきありがとうございます。