【グワハティーからコルカタ】インド鉄道でおかまの大暴れvsインド軍。

インド
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おっはよー!!!

 

 

「海開き」

先日地元の港に一時間だけ釣りに行こうと思って財布を家において免許証だけ持って出かけた。

イカを釣るためにエギングをしていたんだけど、台風の影響か潮の流れが速くて上手くいかなかった。

防波堤の上から何かが見えて、なんだって?って下に覗き込んだ瞬間、、胸ポケットに入っていた免許証が海にダイブした!(笑)

不幸なのか幸運なのかわからないけれど、上から海の中の免許証がぎりぎり見えてしまっているのだ・・・。

見えなければ諦めることができただろう。

しかし、見えてしまっているのでどうしても諦めることができず、、

まずは誰もいない隙を見計らいパン1になり、カキが多い岩場を降りていって無事に水深1mほどのところから救出することに成功した。

パスポートはラミネート加工されているので無傷でしたが、僕はカキのせいで多少傷ついた半面、嫌なことだけどいいネタになったなーと思った。

 

そして今年の夏がはじまった!!!

ちなみに坊主です。

 

 

前回の続き

世界一降水量の多いメガラヤ州チェラプンジからシロン経由でグワハティーまで戻ってきた。

そこではコルカタまでの鉄道のチケットが取れただけではなく、インド人がその辺に寝転びまくっている駅でまさかのさくさくのフリーWi-Fiを使うことができ日本に一時帰国(バンコク経由)のチケットも無事に取ることができた。

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しかも2日後でコルカターバンコク(ドンムアン)ー東京(成田)が3万以内だからまあまあ安い。

 

 

鉄道でグワハティーからコルカタへ

さてと、俺の乗る鉄道は「KANCHAANJUNGA EXP」で車両ナンバーは15660番だ。

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座席はスリーパークラスのコーチナンバー3のシートが20だ。

 

一人旅だと好きな時間に寝ることができるし、防犯面でも上の段がおすすめ!

 

この番号は多分上じゃない気がするけど。

 

正式な座席表も貼り出されているので念のために写真を撮ってGO!

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電光掲示板

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鉄道の電光掲示板の見方なんだけど、左から、車両ナンバー、電車名、出発予想時刻(あてにならない)、出発か到着か、プラットフォームナンバー。

 

今回だとプラットフォームの一番なので目の前だ!!!

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疲れているので寝たい半面、面白い人がいたらいいなーと思いながら車両に乗り込む。

 

寝たい、、と少し思っていたけれど、フレンドリーな家族がいてお話を楽しむことができた。

 

鉄道に乗り慣れていないのかわからないけれど、その家族の主人は鉄道チケットの見方がよくわかっていなかった。

 

俺のウェイティングリストの上から座席が書き込まれているチケットを見て、これ本物じゃないだろと予想通りのいちゃもんを付けてきた(笑)

 

しかしさすがの俺もインドを2か月以上旅しているのでインド人の思考回路を少しは理解しているつもりだ。

 

先ほど写真を撮った座席表の写真を見せて、「ほら俺の名前とシートここじゃん」と証明することができて俺の疑いは晴れた。

 

コンパートメントに一人だけ外国人が乗っていて、話したかったんだけど、彼は乗りこむや否やアイマスクをして寝始めた。

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こんな感じで足元にサブの荷物をかけるのはおすすめしない。

これは盗まれてもおかしくない。

 

前のインド人家族は嬉しそうに子供を俺に紹介してくれた。

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左は奥さん。

ちなみにおくさんの子供は左から3番目の赤い服の女の子と紫色の服をきた男の子で、両サイドの子供は親戚だそう。

 

おもしろいことに、

 

赤い服の子供の名前は「あゆーし」、紫の服の子供の名前は「あるし」

 

そして、俺の名前は「あつし」というと言うと、、

 

 

インド人家族が腹抱えて笑ってた!!!

 

 

ということで、鉄道は一時間遅れで出発した。

 

 

そういえば俺の座席は20番で一番下だった。

 

20が下で 21が真ん中、21が上の寝台だった。

 

本来の座席は下から、俺、若者、おばあちゃんなのに、、

 

気が付くと!!!!!

 

下から、おばあちゃん、俺、若者になっていた!!!!!

 

はじめに、席交換しよだとか、使っていいか聞くべきだ、当たり前かのように使うなよと思いながらも、ここはインド、もういちいちめんどくさいし眠いから何も言わない。

 

それでも「ありがとう」もなく、あたかも当然かのように寝る。

 

もういいよ、おやすみ。

 

 

翌朝へ、

 

 

誰が買うんだろう、このぬいぐるみ

朝ごはんに20ルピー(40円)のチャパティーを食べながら、こんなの誰が買うんだろうと思えるぬいぐるみの物売りがいたので観察する。

 

ちょっと、見てしまっていたので、

 

 

物売りの彼は、俺に「ぬいぐるみほしい?」と聞いてきた、、

 

 

「いるか!(笑)」即答。

 

 

そういうやりとりがあったことか、前の家族の子供がぬいぐるみに興味を持ってしまった!!!

 

 

子供の「ままー買って~♡」攻撃がはじまる(笑)

 

 

 

その結果が、、

 

 

 

こちらである。

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計3つぬいぐるみを購入(笑)

 

 

誰が買うの?と思っていたぬいぐるみがまとめて売れた瞬間だった。

 

 

 

こんなの誰が買うの?というものも、買う人がいるから売る人がいるんだろう。

 

いや、インドの場合、こうかもしれない。

 

売る人がいるから買う人も出てくるのだろうか、、考えたらわからなくなってくる、これがインド。

 

 

 

朝の10時を過ぎているんだけど、まだシリグリにも着いていない。

 

絶対これ遅れている。

 

あたりには茶畑が広がりはじめる。

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これは最悪の結末になりそうな気がする。

 

最悪の結末とは、到着時刻が19時半くらいなんだけど、遅延しまくって到着が夜中になること。

 

翌日にフライトがあるんだけど、、

 

 

インド最終日に野宿(駅寝)は嫌だー!!!!!

 

これも俺らしいと言えば俺らしいけれど、できれば避けたい。

 

俺の努力でどうにかなる問題ではないので考えないようにしようと、

 

インドの鉄道で初めてパイナップルを売っているのを見つけて食べながらそう思っていた。

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うまい!

 

 

シリグリを越えて何時間かすると、ぬいぐるみを買ったインド人家族はどこか小さい田舎の駅で降りて行った。

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この鉄道はスムーズにいって約22時間だ。

 

日本だとーうわぁなっげーーーまだまだやん!ってなるところがここはインド!!!

 

目の前で次々と面白いことが起こる。

 

彼は物売りというか修理屋さん。

 

基本なんでも直すことができるし、超低価格。

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前の若者はリュックの背負い部分が2か所ほど破れたりしていたが、見事きれいに修繕してもらっていた。

 

しかも料金は20ルピー(40円)

 

 

おかまvsインド軍

しばらくすると、軍隊に所属する若者たちがたくさん乗りこんできた!!!

 

彼らはインド北東部トリプラからやってきたらしい。

 

はじめは「ティプラ」言っていたのでわからなかった。

 

いやいや発音的には「ティプラ」が正しいんだろう、多分。

 

軍人といえどもさすがインド人、距離近い、、。

 

もっとスペースあるだろうと思うけれど、仲がいいことだ、俺とも近いんですけど。

 

雄大なガンガーを見ながら話していた。

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彼らはコルカタの駅で乗り換えて訓練のためにさらに先へ進むそうだ。

 

「俺なんかな昨日鉄道の中でスマホ盗られたんだ!!!だからお前も気を付けろよな」とアドバイスをもらったり、何人もの軍隊の子たちが俺に自己紹介をしてきたり、いろいろ話もしてともに楽しいひと時を過ごした。

 

 

空一面がピンクに焼ける最高の夕焼けを見ながら、「俺のインド旅も終わるのか」と、やっと涼しくなってきた風を感じながら外を眺める。

 

 

あー鉄道よ、少しでも早くコルカタに着いてくれ!(願望)

 

 

楽しいひと時はそれまでだった。

 

これからも楽しいんだけど、少しスリルがある。

 

電車の中が少し騒がしくなりはじめ、

 

 

軍隊の子が俺に一言「寝たふりをしろ」

 

 

そうです。

 

 

 

おかまの登場である!!!!!(笑)

 

 

これはえらいこっちゃ~

 

 

インドのおかまのことを軽く説明すると、、

 

一種の物乞いというか、バスカーの一種だったりする、多分。

 

ただただ やり方が卑劣なのである。

 

手をパンパンとたたいて手のひらを差し出してくるだけ!!!!!

 

 

そんだけ。

 

それだけなんだけど、それで僕たち日本人のの想像以上の結果を残す。

 

 

おかまはその合図で相手がお金を支払わないと、キレたり、男性に襲いかかったりする(性的に)

 

 

そしてインド人男性のほぼすべての人がおかまにびびっている。

 

街で見かければ、迂回することもあるくらいだ。

 

 

そんなおかまは鉄道のコンパートメント一つ一つ丁寧に仕事をする。

 

 

ここからがおかまの大暴走である。

 

俺のコンパートメントの人は金を払わずに寝たふりをして、軽くたたかれて終わった(笑)

 

多分そのとき俺は女子に間違われていて被害0。

 

 

しかし、後ろのコンパートメントではおかまが大暴れしている(笑)

 

 

インドの軍隊の子は楽しそうに同じ軍隊の仲間が襲われているのを見ている!

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俺もそこの野次馬に加わった(笑)

 

 

おかまは金を払わないインド人軍隊の若者に対して、

 

 

おそらくノーパンのスカートのの中を見せて挑発や脅しをしたり、

 

 

最終的には、、

 

 

軍隊の一人の、ち〇こめがけて突進して、無理やりズボンやパンツを脱がそうと取っ組み合ってる。

 

 

おかままじで強い!!!(笑)

 

 

や、、やばい、、(笑)

 

 

軍人相手に向かっていく根性とパワー(笑)

 

 

そんな誰かが襲われている様子を見ながら、軍隊の子は俺の方に来るなとビビりながらも大はしゃぎ!!!!!

 

 

軍隊のアホな一人がその様子を動画で撮影していたのがバレておかまは大激怒!!!!!

 

 

車内で激しい言い争いになったり、取っ組み合いになっていたけれど、軍隊のボス?がやってきてその場は収まった。

 

 

そしておかまは高速ダッシュで次の車両に向かったのであった。

 

 

めでたしめでたし。

 

 

と、思ったが、

 

 

世の中そうは甘くはなかった。

 

 

 

帰ってきたおかま

一通り金を稼ぎ終わった後、おかまがなぜか俺の通路挟んだ前の席に座ってきた。

 

俺のコンパートメントが緊張で固まる!(笑)

 

両手とかばんに持ちきれないばかりの札束を抱えて、お金を数えはじめた!!!!!

 

いくら稼いでいるかは知らないけれど、めちゃくちゃ稼いでいた。

 

この物価の安いインドで、世界一バスキング?(半分恐喝)でお金を稼いでいるんじゃないだろうか。

 

 

なんなんだ、このおかまは。

 

この荒稼ぎした金をどうするのだろうか。

 

 

やっぱり、工事??(笑)

 

 

お金を数え終わると、おかまは、「はっはーんw 今日もお金稼いじゃったわよ~♡」と言わんばかりの勢いでどこかへ電話していた。

 

 

 

そのすきに軍隊の一人の子が俺に対して英語でいらん冗談を言ってきた、、。

 

 

おかまを見ながら「彼女は俺たちの姉ちゃんなんだぜ(笑)」

 

 

俺たちが爆笑してると、、

 

 

 

前方から鋭い視線を感じた。

 

 

そして、

 

 

「聞こえてるわよ、私は英語わかるの」と一言。

 

 

 

そしてこっちに向かってくると思ったら、そのままどこかの駅で降りて行った、、。

 

 

 

超怖かった!!!(笑)

 

でも、なんだか楽しくっていい経験もした。

 

 

 

その後、一応22時前に今日泊まる予定であるコルカタのサンタナに電話した(軍隊の子の電話で)

 

結局電車は遅れて、

 

グワハティーからコルカタまでほぼほぼ24時間かかってコルカタのシアルダー駅に到着した。

 

 

インド人軍隊の子たちとおかまの一件で友情が芽生えた(笑)

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11時前に駅に到着して、

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時間的にバスはあまり走ってないけど、

 

なんとかバスでサンタナゲストハウスまでたどり着いてチェックインできた。

 

 

鉄道に乗っていただけなのに疲れたなーーー

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

でわでわ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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