バスでオデッサからキシナウへ行くんだけど、未承認国家の沿ドニエストルがややこしかった。

世界一周
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おはようございます!

 

お久しぶりです!

アフリカの手前からWi-Fiも早くないし、なんだかブログを更新することが億劫になってしまって更新しなかったです。

ブログがたまっていくと鮮度も情報量も落ちて、良くないですね。

それにもう世の中に観光ブログは溢れているので、別に俺が書かなくってもいいんじゃないかと考えてくるといっそう更新するのがめんどくさくなります。

それでも、特に理由はないですが、いろんな意味で誰かの役に立てばいいなと思いブログを書いていきます。

 

 

とは、言っても今日は移動ですが。

 

 

バスでオデッサからキシナウ

本当はですね、一括りにするのはあれなんですけど、もう東欧等の景色は飽きてしまったのでガラッと環境を変えたいので一気に南下したいのですが、オデッサからはモルドバを経由するか、高いフェリーで移動するかしかないのです。飛行機を除くとですね。

そうすると、貧乏人の僕はですね、陸路でモルドバを経由する必要があるんです。

そこで!オデッサからキシナウへ行くときに気を付けないといけないことが一つあります。

バスの経路が二つあって、一つは未承認国家の沿ドニエストル共和国の首都ティラスポリ経由です。もう一つはそこを通らないルートです。

ここで問題なのは、沿ドニエストル共和国を通ってはいけないこと!

もしここを通ってしまうと、入国スタンプをもらうことができないので、出国の際にもめることになるのです!!!

 

め、、めんどくさい!!!!!

 

世界にはこういったばぐったシステムがいくつかあるのですが、しょうがないです。

 

無難に避けましょう。

 

 

これからモルドバへ向かうにあたって、しなければならないことはウクライナの通貨を変えること。

バスターミナルで両替所がなかったらどうしようか、と思ってしまったわけです。

ウクライナの貨幣価値は他国ではあまりないので使い切るのが無難ですが、どうしても余ってしまったので両替するしかありません。

街中で替えたのですが、結果的にバスターミナルにもその周辺にも両替所はあったし、キシナウでもウクライナのお金は両替できます。

キシナウでの両替がよさそうです。ただ、キシナウのバスターミナルには両替所はなく、ATMのみでした。

ちなみに、モルドバはヨーロッパ最貧国のため、ここの通貨も使い切ることが求められます。

 

 

オデッサ市内からバスターミナルまではトラムの5番で行けます。

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思ったより道は渋滞しているので早めに行きましょう。

 

オデッサのバスターミナル

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カウンターのおばちゃんにキシナウに行きたい!!!と伝えた。

そして、ティラスポリは通らないバスでお願いね、と言ってみたけれど、伝わらず、まあなんでもいいかとチケットを購入

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オデッサからキシナウまで260フリヴニャ(約1000円)で謎に運転手に荷物代20フリヴニャ(80円)取られた。おそらくポケットに吸い込まれることでしょう。

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ちなみに、余った通貨はユーフォーキャッチャーに消えました。結局何も取れず。

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未承認国家の沿ドニエストルは細長い。

俺は地理を把握していなかったために、とんでもない勘違いをしてしまっていた。

これは沿ドニエストル経由のバスだ、と。

他の乗客に聞いてみても、英語が通じなさ過ぎて意味不明だ。

まあなるようになるか。

しばらく走ると、国境にやってきた!

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ここで俺だけ荷物チェックだった。

しかもなんだか雰囲気が重い。

「荷物を見せろ」

「自分で見なさい」と俺は荷物を差し出した。

「これはなんだ!」

「充電コードだ!」と、これはよく聞かれる。

そして、パッケージがない薬を発見される。

俺はやましいものは何も持っていない。

「この薬はなんだ」

しかし、俺はその薬がなんであったか覚えていない。

なんとなくで「熱の薬だよ」というと、いけた。

それからも、麻薬捜査官というか、荷物チェックの人の捜索は続いたが、彼はある物を発見した!

「この粉はなんだ」

 

「プロテインだよ!」

 

「おまえは体を鍛えているのか」

 

「そうだよ」

 

「アーノルドシュワルツェネッガーなのか、おまえは!?」

 

「そうだ」という、意味の分からないやりとりで場が和んで荷物検査は終了した。

 

なんだったんだ、これは。

 

少しして、運転手に渡していたパスポートが返却される。

ウクライナの出国のスタンプはあったけど、モルドバの入国スタンプはなかった!

やばい、これは本当に沿ドニエストル経由でモルドバに入国してしまったんだーーーと思い込んだ。

 

再び運転手に、俺はモルドバの入国スタンプが欲しいんんだ!と訴えていたんだけど、Duty Freeのバッグを持って嬉しそうにしながら俺の言うことを聞かない。

 

 

結局スタンプはくれたんですけどね。

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本当に無駄な心配だった、疲れた。

 

ちなみにモルドバへ沿ドニエストル経由で入ってしまった場合は入国後三日以内に移民局へ行けば大丈夫だそうです。

 

モルドバに入って物価が安いのかガソリンを入れて

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17時前にキシナウの北バスターミナルに到着した。

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キシナウからイスタンブールまでのダイレクトバスがあるらしく情報だけ聞いて、ATMでお金をおろしてから、

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どうやって、中心地まで行けばいいのかわからなかったのだが、どうやら178番のミニバスで3レウ(18円)でいけるらしい。

みんな親切で、運転手もぼったくってこない。

後ろの席の美人がいろいろ教えてくれて、お金は運転手までバケツリレーのような感じで渡していく。お釣りはどうなるんだろうと思ったけど、しっかり帰ってきた。ここの人たちは信用できるな。

 

日が落ちるのはどうやらかなり早いことで、暗くなった。野犬もちょこちょこいたのが心配だ。

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目星を付けていた宿にチェックインして、

ウクライナのせいでヨーロッパ最貧国のモルドバの物価は安く感じなかったけれど、5円くらいの玉ねぎを買いに行って今日も安定のパスタを食べた。

 

そんな感じ。

 

でわでわ。