おはようごんざれす!!!
お時間ある方、ぜひよろしくお願いします!!!
更新が少し遅れました。
今日はちょっと文章のボリュームあります。
前回の続き
ついにゲットしたアルナーチャルのパーミッション!!!
しかし入境予定を二日後に設定していたため、先に数十年前まで首狩りの文化が残っていたコニャック族に会いに行くために、ナガランドのモンというところを目指す。
この時点で僕が知っていることは、モンまではソナリという町からジープに乗る必要がある。
ジープ乗り場も知らない。
モンという名前しか知らないので、地図もないし、宿もわからない。
ネットにある情報はホンポイ村、ロンワ村という地域に首狩り族がいたという情報。
ほぼ地名しか知らない状態だけど、、めっちゃ面白そう!
行くしかない!!!
グワハティーからソナリまで440ルピー(880円)もするのでよほどいいバスなんだろうなーと、
青いところがソナリ
夜行バスを運行しているバスオフィスへ向かう。
ここは結構大きな旅行会社らしいけれど、自社バスを持っているのだろうか、、
もしただのでかい代理店だとあまり利用するメリットはない。
待つ。
そうやらシャトルバスへ乗り、
カジランカ国立公園へ向かうときにもよった新しいターミナルで乗り換えらしい。
シャトルバスに乗りこむと、、雨が降り出した。
出発までは少し待たされたけれど、車内は激熱!!!
サウナみたいで何もしなくても汗が噴き出る、、。
ここからターミナルまではおそらく10キロくらいなんだけど1時間はかかった。
都市部の渋滞は深刻。
チャリでも30分なんだけどなー、、。
バスターミナルに到着し、乗り換える。
どうやらこのNETWORK社は自社バスを持っている!!!
エアコンはないけれど、3列シートでかなり広い。
しかし俺の座席ナンバーは3番で、、あまり足は伸ばせない(笑)
明日の早朝にソナリってところに到着するらしいが、降りるの俺一人だったらどうしよう。
まだ明るくならない暗闇の中、、辺鄙な路上で降ろされるのだけは嫌だ、、。
こんなことを想像すると、ありえないことでもないので怖くなる。
お願いだから、遅れてくれ(笑)
何時間かかるか、詳しい時間はわからないけれど。
まさかの、まさかの、バスで偶然横になった青年がモン出身だったのでいろいろ教えてもらう。
モンはモンタウンとモンビレッジに分かれていて徒歩2時間くらい?だそうだ。
みんなバイクでサクッと行くから詳しくはわからないそう。
モンビレッジに滞在するよりもモンタウンに滞在する方がいろいろそろっていて便利だという。
ホンポイや首狩りについてもいろいろ聞いてみた。
そんなに離れていないと思うけれど、ホンポイには行ったことないそうだ。
そして首狩り族は本当にいるという、英語でHEADHUNTERとちょっと怖い。
バスは思ったより揺れて寝たり起きたりであまり眠れなかった。
ソナリに入ったのは7時半
隣の青年もモンに帰るらしくスーモという乗り合いのジープを予約してくれた。
バスにスーモが出発するセブンシスターズという宿の前まで行ってもらった。
青年は同い年で英語も話せるので心強い。
スーモ
ジープのスピードはかなり遅くて20キロ以下、10キロ以下になることもある。
それくら道も悪いところが多かった。
お茶畑の間を抜けて、
ナガランド(モン)との州境へ
ボーダーと言っていた、同じ国なのに。おもしろい。
ここの少し先のナムトラってとこで少し休憩。
朝ごはん休憩だそう。
ここでガソリン補給。
軍人がちょくちょくいる、、それくらい辺鄙なところ。
そして再び走り続けるんだけどここからはさらに道は悪い。
ちょっとマシになった時にしか写真は撮れない。
標高が上がっていき、景色は美しくなるけれど、写真は撮れない。
走っていると、パンクした車を発見
修理を少し手伝う(俺じゃない)
めっちゃ田舎
そしてこの車に乗っていた乗客も、一緒に乗せて、、ぎゅうぎゅうでモンヘ向かう。
モン村のふもとを通って、12時にモンタウンに到着。
まずさっそく不安な宿探し、、。
モンに着いた瞬間、雨は降りだした。
しかも結構強い。
ダージリンで買った傘が大活躍!!!
バスで横だった青年が宿探し手伝ってくれるそう。
本当は自由に探し回りたかったけれど、親切すぎて逆に断れない。
宿には何件か泊まることのできるところはあるけれど、青年が目星をつけていたゲストハウスは閉まっていた。
ちなみにここは1500ルピーもするらしい。
3000円!!!!!!!!!!!!!!!
無理!(笑)
雨もつよくなり、ちょっと絶望ムードになる。
なんでインド人一回だめだっただけでいつも諦めるんだろうか。。
偶然雨宿りしたレストランインドはHOTELって書かれたレストランが多くそこで休んでいると、、
一部屋開いているから泊まっていいよ。
まさかのレストランメインでちょこっと宿もやってるらしい。
一泊500ルピー(1000円)、トイレ、シャワー?(バケツ)共同で徒歩30秒、、
HOTEL SUNRISE
多分モンで一番の安だと思う。
結構汚くって、トイレ、シャワーではなくってバケツにあるきれいかわからん水を被る方式。
もちろんトイレとシャワーにくとき雨降っていたら濡れる。
無理な人は無理な宿だ。
クオリティーを考慮すれば、高すぎるけれど、他に選択肢がない。
主人曰く、他のゲストハウスやホテルは安くても1500ルピー~(3000円~らしい。
それにこれ以上強い雨の中宿探しは、青年も付いてきてくれるので悪く、ここに泊まることにした。
ありがとう!!!!!!
真ん中が青年
左はソナリから一緒だった青年
ここのレストランめっちゃ高い!!!
謎の均一料金でチキンも豚もベジも全部150ルピー(300円)
いつからかわからない作り置きだしさ、、。
とりあえず飯屋探し、
チョウメン40ルピー(80円)
困ったときのチョウメンは心強い
不味かったけど、、(笑)
この食堂で英語を話せる少年(21)とその友達に出会った。
少年とその友達と雨の中傘さしバイクの3ケツをしてチービレッジまでの道を教えてくれると言い出したのでまたがる、2キロくらい走ったところで止まった。
少年の服はびしょ濡れで雨で寒そうにしている。
英語は話せるんだけど、訛りがすごくてよくわからないこともある。
チービレッジはここからこういくんだよと教えてくれた。
ホンポイなんか行く必要ないさ。モンビレッジよりもチービレッジがいいよと。
そこからの少年がうざかった。
少年の友達がニヤついてマネーとか言う声が聞こえてきた。
え?これで金とんの、こいつら、、。
いや、まだ取らないそうだが、、警戒し過ぎかもしれないが、何だか怪しげな雰囲気を俺は感じた。
そして少年は言ってきた「俺と一緒に来ないか」
「服も濡れているし、一回家に帰って服も変えたい」と。
何だか怪しい感じがした。
なんとなくだけど、俺の危険センサーが反応する。
これ以上モンタウンから離れると自力では帰れない。
ここでさえ人に聞きながら帰らないとわからないところだ。
まだモンにきて1時間くらいしかたっていないし。
今のこの場所なら俺に主導権がある。
付いていけばおそらくめんどくさい上に時間も取られ、「自力では帰れない」と思う。
これでは向こうのペース、作戦通りかもしれない。
少年は本当に寒そうだった。
少年の友達の不気味な笑みとかが特に気になったし、少年のしつこさも嫌になってきた。
「こんなところに一人で来て勇敢だな、恐れることはことはない、俺と一緒に来るんだ」せかしてくる。
俺は、少年が本当に俺と一緒にいたいのか、騙そうとしているのか、、わからなかった。
だから試してみた。
「ここで待ってるから着替えて来なよ」と。
しかし少年は「一緒に来い」と一点張り。
俺は「やりたいことがある」とか適当なことを言っても、少年は来いと、周りにいた人も巻き込んで「一緒に来い」言ってくる。
そして、俺が何回も断ってんのに、バイクに乗って「早く来いよ」と言ってくる。
・・・。
もう無理。
めっちゃうざい(笑)
でも、一応優しい言い方で、
ストレートに
正直に言った、
「俺たちは別れた方がいい」
そして無事に少年と別れることに成功した。
やんわり断るのが通じるのは日本くらいだ。
言わないとわからない、彼らは
やっぱストレートに言うべきだ。
ここからホンポイ村かチー村か両方の情報を聞いてまわりながら帰った。
ネットの情報ではここからホンポイまでは7キロ
地元民の距離の振れ幅は大きい
なんと、5~11キロ(笑)
ホンポイのことを訪ねまくるにつれて、、
俺はうすうす気づいていることがあった。
モンの人はホンポイ村のことをあまりよく思っていないんじゃないかと、、
実際に地元の人も、そんな距離が離れているわけでもないのに場所を知らない、モンの人は行かない、さらにはおすすめしてこないのだ。
んん、これはあのパターンだな。
違うか、、。
薬局のお姉さんが英語話せて、いろいろ教えてくれた。
ホンポイもチーもほぼ同じだよ
説明雑すぎ??(笑)
ホンポイ村とチー村は反対方向なので一日で歩きはきつい。
ネットで拾った写真を見せると、
この人はホンポイで、この人はチー村だとなぜかわかった。
なんで?と聞くと
名前とかはわからないけど、見たことあるそう。
写真はホンポイで取られたらしいのでよくわからない。
明日はホンポイかな-。
ビザの期限が迫っていなかったらロンワというミャンマーとの国境にあるコニャック族の本場のようなところへ行きたかったが最低一泊二日はしないと戻ってこれなさそうだ。
俺は場所はどこでもいいけれど、その顔に刺繍をして着飾ったその部族の日常に会って見てみたいだけだ。
とりあえず明日はホンポイ村行ってみよう。
つぎのアルナーチャルへの移動の情報収集もしなければならないのだが、、みんなわからないのか一度グワハティまで戻ることを勧められる。
いやいや、カジランカ国立公園での件もあったし、戻り過ぎでしょ、、。
ダイレクトの便はないとは思うので、乗り継いで行けばなんとか行けると俺は思っている。
一回グワハティまで戻れば10時間は無駄にするし。
これもテーズプルまで乗り継ぎにチャレンジ?しなければ行けない。
とりあえず休みたい。
宿の飯が高いし、外の飯も安定の不味さなのでハズレのない、ジャムとパンを買った。
そして少し寝て、4時ごろに再び起きた。
俺は商店でマギーっていう、日本でいう袋麺を売っているのを確認していた。
だから宿の人にマギー作りたいからキッチン使わせてくれと頼むと、嫌々ながらにオーケーしてくれた。
外に出ると店が続々と閉まっている、、。
4時に店閉まっている。
さっきのマギーのとこは閉まっているし、閉めはじめているところも多い。
早くね?笑
とりあえず他の店でマギーよりも美味しそうなワイワイっていう袋麺を2つ購入。
一袋15ルピー(27円)
宿に戻れば、英語の勉強をしているのか、ダンボールとブルーシートで区切られた横の部屋から子供の英語っぽい呪文が聞こえてくる。
そんな雑音はもはやどうでもいいのだが、監視されてる感が気になる。
宿の主人はやさしさで気を利かせてやってきているのかはわからないが、いちいち俺の部屋を覗こうとしてきたり、行動を監視しているように感じる。
シャワーなんかではなくって、ただ箱の空間に雨水かなんかを貯めた樽に入った水をすくって被る安宿でよくある形式のシャワーだ。
そこのシャワールームとでも呼べばいいのかわからないがいちいち鍵をかけられているのでまず鍵を借りないといけない。
警戒もしないといけないし、いちいち疲れるので再び部屋で横になる。
19時ごろトイレに行くために外に出ると、街の静けさに驚く。
確かに停電も多いので、太陽とともに生きてんのかなと思った。
ワイワイ(袋めん)を作る、
はじめ宿の人が作ってくれるとのことだったけれど、俺はインド人のセンスを全く信用していないので自分で作りたかった。
ただインスタント麺なので茹でるだけだ。
大切なのは水の量と調味料の割合くらいだ。
100%自信を持って、彼らに任せると後悔すると思ったので、自分で作った。
「俺はシェフだ」と言って、、(笑)
彼らは料理に使う水は、雨水かなんかを貯めた樽から使いそうというか、おそらく使っているので、俺はペットボトルの水を使用した。
謎の鍋とかき混ぜる用のスプーンを渡される。
スプーンだと味見はしやすいけれど、全然麺はほぐれない笑
フォーク貸してくれというのが通じない。
インド人はマギーをスプーンで食べている。
前にダージリンでマギーを注文した際におれは見たし、覚えている。
袋麺を茹でる前に手でバキバキに割っていたのを、、。
そしてスープのようにスプーンと出してきて、変な調味料もおそらく良かれと思って入れてきていて不味かった。
だから今回もその感覚でフォークが通じないのか、、でも作っているところを見ているはずで、俺はバリバリに割っていなくて普通に麺になっているのでスプーンで食べるのは難しいってわかっているはずだ、普通なら。
やっと娘さんが来て、理解してくれてフォークを貸してくれた。
英語があまり通じないし仕方がないか、、。
微妙なヌードルを食べて、部屋に戻る。
この部屋のセキュリティも気になるところだが、それより気になったのがゴキブリだ。
計ゴキブリ4匹。
内3匹は特大、1匹は日本サイズ。
こんくらい我慢しろよって思うかもしれないけれど、この密室の中は嫌だ。
1匹なら我慢したけれど、続々とあらわれるので嫌気がさして、傘でつついて、頑張って外に出した。
特にまだモンの街で何もしてないんだけど、何かいろいろあったなーとベッドの上で今日あったことをメモに書き込んでいる。
21時を過ぎている現在、そろそろ停電になってもおかしくないんじゃないかと思う。
明日昼過ぎくらいからは雨が降りそうな気がするので、早めに出て早めに帰りたい。
早過ぎたら民族に会えないかもしれないけれど。
明日はどうなることか、とりあえず晴れてくれ。
明日はホンポイ村まで歩いて行って首狩り族を探すことにする。
でわでわ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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