ミンガラーバー(ミャンマーのあいさつ)
ミャウーの遺跡群を散策して、今日はレイミョー川をボートで北上してチンビレッジを訪れる。チン州の方々が住んでいるそうで女性は顔に入れ墨をしている人もいるらしい。
ラカイン州の後は、チン州へ行く予定だけど、もうここで先に顔に入れ墨をした人々を見ちゃうつもり。
顔に入れ墨をする民族はこの周辺でも、インドにもいてナガランドの首狩り族で有名なコニャック族、そしてアルナーチャルプラデーシュ州のアパタニ族が有名だ。

ナガランド、コニャック族(首狩り族)
【インド】ナガランド州モンにて”首狩り族で有名なコニャック族を探せ!!!!!”

アルナーチャルプラデーシュ州、アパタニ族
【インド】アルナーチャルプラデーシュ州ジロにて刺青とノースプラグのアパタニ族探しでパヤアロパチョ!!!
チン州の記事でも書くけれど、アパタニ族もチン族の女性も顔に入れ墨をする理由は簡単に言うと誘拐を防ぐためだ。美しいから、わざと醜い姿にするのだ。
それは耳とか唇にお皿を入れているアフリカのムルシ族も同じような理由だ。
ミャウーからボートでレイミョー川を北上しチンビレッジへ!~顔面に刺繍を入れたチン族の女性たち~

チン族の女性
今回、レイミョー川を北上し、チンビレッジへ行くためには現地のツアーを利用。
ぼくは幹線道路沿いにあるツアー会社をいくつかまわりバスのチケットと同時購入した。

ミャウーの地図
誰かがすでにツアーに申し込んでいると安く飛び入り参加ができる。
ぼくはツアーとマグウェイまでのバスのチケットを同時購入で、チンビレッジのツアー20000チャット、マグウェイまで20000チャットだった。相場がわからないので高いかはわからないが納得して払った。
ツアーは朝8時集合だ。
ミャウーの朝は寒い。白い息が出るほどだ。

所々で焚火をしている
幻想的な朝だった。

ミャンマーの朝
前日に申し込んだツアーオフィスへ行くと、他のツアー客が2人いた。夫婦で旅をしているそうだ。
ピックアップをしてもらい、レイミョー川へ。

レイミョー川
ここからは船で北上する。
この船がなかなか遅くて約1時間半ほど北上。
道中は採石?している船や、地元の住民とすれ違うのが面白い。
いったん、ある集落へ立ち止まる。

ナッツ
特に何するわけでもない。
そして、隣の家へ
この隣の家を抜けると、小さな集落に出た。
この集落に一人だけ顔に入れ墨をした女性がいた。こどもとのんびりとくつろいでいた。

顔に入れ墨をした女性
船に乗ってほかの集落へ行く。
この景色を見て、ああそういうことかと思った。
「私の作った布よ!買って買ってー」
わかる。それはわかるけど・・・
そういった背景もありながら小さな村を散策し、写真を撮らせてもらった。

顔に入れ墨をした女性
とくに必要はないし欲しいと思わなかったので布は買わなかったのだが、数人に写真を撮らせてもらった。

顔に入れ墨をした女性
この村では、顔に入れ墨をした女性以外の、ほかの住民の暮らしを垣間見れた。
こんな言い方をするのは何だけど、顔面に入れ墨を入れている女性はいつも観光客からちやほやされ、写真の標的にされる。
その反面、ここににいるほかの人々の素朴さがかえって際立った気がした。
とくに、この子供たちの笑顔には癒された。マイベストオブミャンマーフォトだ。
このレイミョー川を北上するチンビレッジツアー自体はコストも安く申し分はないと思う。
ただ、自分がツアーが好きになれない理由もある。
※現在このあたりの地域は紛争をしていて危ない。行く人は事前に情報収集を徹底しましょうね
ん~、チン州へ行くしかないのか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。