【鍋割山と塔ノ岳】小丸尾根から登って天神尾根から下山してみた

登山
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丹沢で人気な鍋割山と塔ノ岳を少しマイナーな小丸尾根から登って天神尾根から下山してみました。

登った感想としては、小丸尾根を単調天神尾根は荒廃がふさわしいと思います。

鍋割山は後沢乗越、塔ノ岳は大倉尾根(バカ尾根)と表尾根の定番コースがありますが、今記事では少しマイナーな小丸尾根と天神尾根を紹介します。

※2022年12月7日の情報です

【コースタイム】小丸尾根から鍋割山と塔ノ岳を登って天神尾根から下山

標準コースタイム9時間30分、歩行距離20.3キロ、累積標高1871m。私のコースタイムは約6時間30分でした。

  • 大倉バス停(7時15分)
  • 後沢乗越と小丸尾根の分岐(8時17分)
  • 小丸まで2000mの標識(8時29分)
  • 小丸まで1000mの標識(8時52分)
  • 小丸尾根分岐(9時39分)
  • 鍋割山(10時8分着、10時26分発)
  • 大丸(10時56分)
  • 金冷し(11時2分)
  • 塔ノ岳(11時17分着、11時33分発)
  • 花立山荘(11時54分)
  • 天神尾根分岐(12時12分)
  • 天神尾根入口(12時40分)
  • 県立戸沢休憩所(12時45分)
  • 作治小屋(12時47分)
  • 大倉バス停(13時46分)

【鍋割山と塔ノ岳】小丸尾根から登って天神尾根から下山してみた

早朝の渋沢駅から、朝日に照らされる丹沢と渋沢の町

いつもの小田急線、電車から降りて驚いたのが朝日に照らされた丹沢山塊と渋沢の町だった。こんなに美しい景色が渋沢駅から見れるなんて羨ましい。残念ながら写真のピントが少しズレてしまった。

平日だというのに、渋沢駅の北口には少し長い列ができていたがぎりぎり座ることができた。お年寄りたちがみんな元気だ!

大倉バス停に到着すると、のんびりとコンタクトレンズを入れておにぎりを食べたり登山準備をしたので出発はほぼ最後。

大倉バス停

大倉バス停から塔ノ岳方面の大倉尾根は出て右に曲がるけれど、鍋割山方面の後沢乗越と小丸尾根へ続く道は正面の道を真っ直ぐだ。

鍋割山方面の後沢乗越と小丸尾根へ続く道

歩きはじめの一部迂回路があり、その後1時間くらい林道歩きが続くので退屈だ。

迂回ルートの標識

鍋割山方面の後沢乗越と小丸尾根へ林道歩き

林道歩きが長いなと思いはじめてころに簡単な木の橋を使った沢渡がある。

二俣の沢渡り

林道からそれるように鍋割山(小丸)、塔ノ岳(大丸)へ続く小丸尾根の分岐の標識がある。

小丸尾根の分岐

小丸尾根は大倉尾根ほどではないが単調な登りだ。傾斜はそこまで厳しくはないが丹沢らしい階段はない登山道で展望もない樹林帯。

小丸尾根まで2,000m

小丸尾根

小丸尾根

小丸尾根では1人しか登山者とすれ違わなかったことから登山者は少ないと思われるので体力の自身のない方や初心者は登らない方が良い。

小丸まで1,000m

小丸尾根を登るにつれて、木々の隙間から大倉尾根や富士山が見えるようになる。

小丸尾根から見た大倉尾根

小丸尾根から見た富士山

小丸尾根の終盤はやや急になり、ぬかるんだ道もある。

小丸尾根

小丸尾根

大倉バス停を出発して2時間と少しで小丸尾根を登ることができた。小丸尾根の標識には遭難の多い道と記載がある。

小丸尾根分岐

ここ小丸尾根分岐から鍋割山までは1.3キロで景色も素晴らしく丹沢らしい木の階段もあって歩きやすい容易な道だ。

小丸尾根分岐~鍋割山

小丸尾根分岐~鍋割山

小丸尾根分岐~鍋割山

小丸尾根分岐~鍋割山の登山道から見た丹沢山塊

鍋割山に到着。

鍋割山

鍋割山から見た相模湾方面

鍋割山

鍋焼きうどんが有名な鍋割山荘は開店前

塔ノ岳へ向かう。小丸尾根分岐から歩いてきた道を引き返す。

鍋割山~塔ノ岳

鍋割山~塔ノ岳、大倉尾根

ほぼ塔ノ岳、大倉尾根から振り返る

塔ノ岳に到着。

塔ノ岳

尊仏山荘、塔ノ岳

塔ノ岳から見た富士山

天神尾根の分岐まで大倉尾根から下山。

大倉尾根

花立山荘でラーメンを食べて帰ろうと思っていたが開いていなかったのでどらやき休憩。

登山の行動食にはどら焼きがいい

塔ノ岳から大倉尾根を1.8キロ歩いて戸沢方面へ下りる天神尾根分岐に到着。

天神尾根分岐

天神尾根の注意書きに「こちらの登山道は荒れており遭難や事故の多い道です。安易に通行されませんようご注意ください。」と記載がある。

天神尾根を歩いてすぐに「なるほど、荒れている」と実感できる。

天神尾根

天神尾根は迷うことはないが急斜面で、各々が好きな場所を下っているように見受けられ、足の踏み場は決まっていないようで自分で歩きやすいところに足を下ろす必要がある。

いわゆる、天神尾根の中での歩きやすいルートを見つける能力が問われる。急で足場は悪いため捻挫や滑落の危険性はありそうだ。また、天神尾根を登るとなると鍛えられそうな印象。

天神尾根

天神尾根を下って、天神尾根入口に到着。

天神尾根入口

ここから約1時間と少しは林道歩き。この林道は舗装はされていないが車も走ることができるくらい退屈な道だ。

天神尾根入口~大倉バス停

ヤビツ峠からの表尾根(行者岳、新大日)に合流する政次郎尾根入口。

政次郎尾根入口

県立戸沢休憩場、作治小屋を通る。

県立戸沢休憩場

作治小屋

煮沸しないと飲めないらしい水場も通って林道を歩き続けると水無川にかかる風の吊り橋が見える。

水無川にかかる風の吊り橋

風の吊り橋を渡ると大倉バス停に到着する。

大倉バス停

林道歩きが多いので歩行距離は伸びるが退屈だけど1度は小丸尾根と天神尾根を歩いてみるといいかもしれません。まあ、天神尾根は登りで使うことはあっても下りで使うことはないかな。

この日は終始天気に恵まれて素晴らしい山行になりました。

以上「【鍋割山と塔ノ岳】小丸尾根から登って天神尾根から下山してみた」でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。