サラーム!(パキスタンのあいさつ)
本日は、僕自身がパキスタンを旅して感じたイスラム教について書いていこうと思います。
ほぼほぼ一個人の感想なので合っているかどうかはわかりません。あくまでもぼくはこう感じたというだけの話です。
※おそらくまとまりのない記事になるはずなので先にお詫び申し上げます

ラホールのMasid Wazir Khanにて
パキスタンを旅して感じたイスラム教

ペシャワールのバザールでブルカを被る女性
なんとなくイスラム教とその文化を知っていたが、パキスタンを旅することでそれらをいっそう体感することができ、少しは理解できたかもしれない。
日本の一般的な常識や感覚は通用しない。そして、相容れないものだとも感じた。
だからこそ、異文化や宗教を知り、理解を深めることは大切だと思った。— あつし (@axyzworld) April 17, 2019
まずはじめに書いておきますが、ぼくはイスラム教徒ではないですが、パキスタンは好きですし、ムスリムの人々も基本的には好きです。
イスラム恐怖症や人種差別。
ぼくはいい人にしか出会っていないが、イスラム教も、そもそも外国人を怖いと思ってしまう。
知識と経験と本能的なもので、ぼくには怖いものは怖い。
実際にテロや誘拐等の危険性があるのは確か。治安も絡むが、中南米やアフリカ、ヨーロッパでさえそう思ってしまった。— あつし (@axyzworld) March 16, 2019
こういったセンシティブで正直な発言は勇気がいる。
叩かれる可能性はあるし、マウント取りたい人は取ればいい。知識のあらも探される。
でも、こういった発言は大事だと思う。口に出さないとわからない。
これは、ぼくが最近のいろんなことから思ったこと。
世界中が平和で安全になってほしい。— あつし (@axyzworld) March 16, 2019
ペシャワールのバザールにて、
イスラム教徒の女性、とくにパシュトゥーン人はブルカで全身を覆う。目さえ出していない。
はじめて彼女たちを見たときは、厳格なイスラム教の雰囲気にゾッとした。日本とはまったく違う、イスラム世界の宗教文化だ。 pic.twitter.com/4Q2aoG5hj9— あつし (@axyzworld) March 28, 2019
SNSにブルカを着た女性が移った写真をあげた。旅友達からかなり素直な返事に困るようなコメントがきて驚いた!
海外を見てまわっている人でさえもこういった印象をいだくのだから、日本にいる人たちが想像もつかなくても当然だと思った。
朝の4時前から外で大音量で流れるイスラム教の礼拝を呼びかけるアザーン。(ついさっき録音した)
ホテルの部屋のベッドの上から録音してこのくらい聞こえるんだから、もし日本でこの音量でアザーンが流れればどうなるかは容易に想像が付く。 pic.twitter.com/Ar7oN37lhB— あつし (@axyzworld) April 17, 2019
キリストの強盗、イスラムのぼったくり
旅友がそう言っていたが、なんとなくぼくの中でしっくりきているのは事実。
基本的にはイスラム教圏は強盗はないと感じた。基本的には平和だ。人々もフレンドリーで親切だった。
トルコとかだと睡眠薬強盗だったりぼったくりバー的なのは聞くが、他は日常的にぼったくりくらいだろう。
それに対して、キリスト教圏の強盗はよく聞く。まあ考え方の違いなんだろうな。
フレンドリーで親切な国パキスタン
パキスタンは過度なホスピタリティで人間にとても疲れる国だ。はじめは本当にフレンドリーで親切な人たちだな~と思っていたが、ちょっと度が過ぎることもある。
地域によって少し違うが、街を歩けば1日何回も声を掛けてくれる。「チャイ飲むか?冷たい飲み物いるか?家へ来るか?」など、その他同じ質問等が繰り返される。
それに顔パスでヒッチハイクだってできる。
これらは基本的には断ることは容易だが、お菓子とかくれるのだが断ってもかなりしつこい。怒ったりもする。聞くところによると、ざっくり、誰かに施せば徳を積めるとのことだ。
その徳を積みたいが故に、時には相手の気持ちを察することができない親切の押し付けと言うか押し売りが発生する。あとは彼らの興味だ。
郷に入っては郷に従え
ぼくは現地に入ると「郷に入っては郷に従え」を重んずる。
これは日本人からすると割りと抵抗のないことかもしれないし、むしろ観光の一環として現地の服を着たりするのは良い。
次の話題にも繋がることだが、パキスタンで会ったフランス人の女性は「私は絶対にヒジャブなんてしないわよ」と言っていた。フランスにはムスリムの多く住む地域なんかあるし実はどっかで差別してるのかなと思った。
女性の露出の多い服装なんてもってのほかだ。
パキスタンで半ズボンは浮くぞ!ということは最低限伝えたい。
北部とかはまあ若干別にして、ラホールやカラチ、ペシャワールなどで男でも半ズボンはめっちゃ浮く。
ただでさえアジア人は目立つのにめちゃくちゃ見られると思う。ラホールで会った大学生の男の子たちは半ズボンでウロチョロしていたらしい。国や地域によっては逮捕案件。
とか、言いながらぼくも長い髪をしていたので人のことを言えない。。
イスラム教の男女について
日本にいてイスラム教がどんな感じの宗教、文化なのかわからないのも恥ずかしいことだと思うが、パキスタンにいてそうだとはかなりヤバい。
とくに女子で外見気にせずに「なんかジロジロ見られるな〜、外国人少ないからか」とか勘違いしちゃってるパターンは最強にヤバい。
気軽にいける反面知識が0— あつし (@axyzworld) September 23, 2019
イスラム教圏内において、それは嫌でも実感することになるだろう。
男女差別するわけではないが、事実として、「ぼくは男、あなたは女」ということはイスラム圏ではとても重要。
聞いた話として、特に危ないのが外国人観光客になれてしまっている警察や宿の人たち、護衛を付ければ彼らもそうだ。女性の人は気を付けよう。 宿の人は結構無理やり部屋に入ろうとしてきたり、警察や護衛は同室にしようとする。
また、女性で現地の男性に(警察含む)連絡先を交換してしまった場合は、めっちゃメッセージや電話がくるので要注意。よく言えばチヤホヤされる?
パキスタンを旅行する日本人女性
警察や宿の人、街で会った人から電話やメッセージが絶えない。1日30件程かかってくることも。
そして、今朝着信拒否した人からWhatsAppで裸の写真が送られてきた。 pic.twitter.com/jUdZszORGz— あつし (@axyzworld) April 22, 2019
ぼくもカラチでヒッチハイクしたときに乗せてくれた人が男女どっちでもいける系のおっさんでふとももさすられた。
また、現地で知り合った日本人女性とパキスタン人男性とサンダルを買い物へ行った際、日本人女性は車の中から出せてもらえなかった。普段家からもあまり出させてもらえないらしい。
これを幸せととるか自由がないととるかはあなた次第。
やや殴り書きみたいなまとまりのない記事になってしましましたがこんな感じです。
この「カブールの本屋」は今後イスラム圏を旅する人にはおすすめです!
昨日読んだ「カブールの本屋 アフガニスタンにある家族の物語」(The Book seller Kabul) がめっちゃいい!
こらからイスラム圏を旅する人、興味ある人、イスラム社会の勉強にもなる。
何よりおもしろいし、衝撃を受ける! pic.twitter.com/JESXE1zENk— あつし@世界一周 (@jamesiete) 2017年7月4日
あと、海外旅行をしない人だと知らない人が多いと思いますが、日本人(アジア人)は世界中で人種として差別(見下されて)されていますよ。
では、最後まで読んでいただきありがとうございます。