おっぱっぴー
今日はようやくフンザ(カリマバード)を出る。
約一週間いた(6泊)
じいちゃんと写真を撮った。
また夏に戻って来ようか。(願望)
カリマバードの次はパスーヘ行ってみよう!!!
行けたらスストも行こっかなーって感じだ。
カリマバード(フンザ)からパスーヘは一度アーリアバードへ行ってからの乗り合いのバンで行く。
商店の前でアーリアバード行きのSUZUKIを待つ。
待っていると、
ゆきちゃんともう一人の日本人がオールドフンザの人にアーリアバードまで乗せて行ってもらっていて、ご厚意に甘えてご一緒させていただいた。
本来SUZUIで行く予定だったし、ありがとうと運転手の料理人に少しお金を渡した。
パスー、ススト方面の乗り合いのミニバン乗り場は聞けば一発で分かると思うけど、カリマバード方面からはナトコのオフィスとシルクルートのオフィスを通り越した、右側の赤い建物の下というか前が受付だ。
道路挟んだ向かいがギルギット行き。
(ギルギット行きはまた後で書きます)
パスー行きが150ルピー(165円)、スストまで190ルピー(210円)だった。
ぼられているかもしれない、、わかんない。
いつでもがけ崩れは起こりそうな道。
川の水はとても美しい。
中国との共同事業のトンネルも通る。
もちろんトンネル内にはライトはないし、修復工事的なのもしていた。
Atabbad Lakeっていう湖というよりは流の遅い川というかダムみたいなところはかなりきれいだ。
乗り合いのバンなので「はい、写真タイムですよー」というのがないので車内からの写真だ。
この水が下流に流れていている。
滝が凍ったようなところもあり、橋で対岸に渡る。
上流へ行けば水はきれいになるというわけではなくって逆にいびつな色になった。
WELCOME TO PASUというのが見え、PASUの集落っぽいところに入った。
よっしゃ歓迎されてる!!!
天気は悪いけれど、ちょっとテンションは上がる。
PASUにはPASU INってところと、PASU PEAK INが主に有名というかここくらいしか泊まるところがない。
PASU INは集落の中心にあり、PASU PEAK INは街から1キロくらい離れている。
ドライバーにPASU PEAK INは閉まっているかもしれないよと言われたけれど、空いているかもしれないのでそこまで送ってもらった。
外は雨が降っている。
PASU PEAK INは閉まっていた。
ということは、
雨の中ザック背負って約1キロ離れたPASU INまで歩かないといけない。
距離はさほど問題ではないけれど、雨が嫌だった。
カッパのズボンは日本一周時からのお古で、上のジャケットはゴアテックスのいいやつだ。
謎に水ははじかなくなっていて浸透してくる、、(泣)
雷も鳴る中、カラコルムハイウェイを歩いた。
PASU INへ到着。
おそらくオーナーのグラサン親父がにやにやしながら嬉しそうにしている。
まあ嫌な感じはしたんだ。
当然向こうはPASU PEAK INが閉まっていることを知っている。
もうこいつは、「うちに泊まるしか選択肢はないはず」と考えていたのだろう。
案の定、足元を見てきた。
一応800ルピー(880円)までは下がった。
日本円で考えれば1000円以下でまあ安い。
だが、なんだか俺はこいつの態度が気に食わない。
普通の人ならば、もう選択肢ないから妥協してここにするかもしれないが、、
性格の悪い俺は違った。
PASUを出ることにした。
多分また夏に来よう。(願望)
もし高くてもPASU PEAK INに泊まって、PASU INには絶対とまらないでおこう。
(数日後にずーさん行ったときはあっさり500まで下がったらしい)
もうフンザいいや、天気悪いし。
パキスタンルピーのお金もぎりぎりだし、、。
ギルギット方面へ戻る、アーリアバード方面のバンはもう来ないそう。
トラクターがとまった。
あの宿のグラサン親父もついてくる。
グラサン親父が告げ口したのか、
トラクターの運転手は「カリマバードまで2000ルピー(2200円)だ」とかくそふざけたことを言ってきたので、もう無視してカリマバード方面へ歩きだした、、。
後ろから一台のバイクが来ているのがわかった。
ヒッチのポーズをするとあっさりととまってくれた。
バイクで2ケツして進む。
めっちゃ寒かったけれどそれ以上に、、
荷物の重さと、バイクの乗り心地、坂道も急なので、、腕が猛烈に疲れる。
握力を失った。
なんとか、グルミットという、パスーとカリマバードの間の所まで来ることができた。
それからもヒッチハイクするけれど、見つからない。
何より、グルミットより先に行く車が来ないし、バンもいつ来るかわからないそうだ。
地元民の夫婦もアーリアバード方面へ行きたいらしく、一緒にタクシー割り勘しようぜと持ち掛けられた。
交渉は200~250ルピーでしようねと話していた。
交渉はパキスタン人である彼らに任せって、俺は近くの適当な食堂でダールを食べる。
交渉が下手くそなのかどうかはわからないけれど、一人300ルピーになった。
ここでも足元見られている、、。
この際だからチャーター気分でドライバーにこういった。
「アタバレイクで写真撮りたいから、いいとこでちょっと写真撮らせてよ」
すると、ドライバーはOKだと。
チョイスされた場所は微妙だったけれど、水はかなりきれいだ。
中国との共同事業のトンネル
アーリアバードに到着。
ギルギット行きの乗り合いのバンを予約した。
ギルギットまで190ルピー(210円)。
これはぼられていないはず。
待ち時間に、パスーでの朝食用として70ルピー(80円)で20枚くらい入っている食パン買っていたので、その塊を机代わりに1枚を取り出してジャムを塗っていると、、
ぼとぼとぼとと、6枚くらい死亡した。
少しの悲しみに暮れているころ、乗り合いのバンは出発した。
荷物はバンの上に乗せているだけで固定はしていない。
くねくね道だしスピードも出すので、案の定、俺の荷物ではないけれど誰かの荷物が落下した。
バンの後ろに捕まっている人が気づいて、後ろの窓をバンバンたたいてくれたので気づくことができた。
それにしても、気づかずギルギットまで行ってしまったらどうするんだろうか、、(笑)
バンは途中乗車や途中下車もしょっちゅうあって常に満席だ。
ススト方面よりはバンの数は多いけれど、それでもまあ少ないだろう。
ギルギットのバスターミナルで降ろされるのかなーっと思っていたら、前回泊まったRAMZAN HOTELから数百メートル離れた大通りまで乗ることができたので歩いて向かった。
RAMZAN HOTELに到着して、宿帳を見ると、
俺の名前
ゆきちゃん
日本人の先生
俺の名前
といった感じだった。
外国人のお客さん来てなさすぎる、、。
レストラン、宿の人は俺のことを覚えてくれていたからなのかどうかはわからないけど、
前回は500ルピーのシングルバストイレ付の部屋が最安って言っていたのに、
今回は400ルピーのシングルバストイレ共同の部屋を案内してくれた。
ちょっと散策してアプリコットのドライフルーツを購入。
ケミカルではなくナチュラルの乾燥の方で500gで150ルピー(170円)だった。
晩御飯はゆきちゃんと先生とホテルの食堂で食べた。
一階のところではなく、女性がいるため2階にある家族コーナーで食べた。
注文を聞きに来るおじいちゃんがかなり有難迷惑で、、注文を間違えたりいろいろしつこいので、直接ボスの元へオーダーに行く。
おじいちゃんは腕をぷるぷるさせながらご飯を運んでくる、、。
危ない危ない。
ごはんの後は、
先生の部屋でこっそりとドライフルーツをつまみにフンザウォーターというフンザのお酒を飲んだ。
先生は仕事が休みの日には旅行に行きまくっている。
やっぱり働きつつ少しまとまった休みをもらって旅行に行くのが理想かもしれない。
面白いのが、先生はアザーンを聞きながら飲むお酒が大好きだと言っていた。
ゆきちゃんはまた夏に来るらしく、俺も行こうと思っているのでその時にでもまた会えたらいいねと別れた。
ラワルピンディーへ向かうバスの予約はしていなかったけれど、なんとかなると思い眠りについた。
でわでわ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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