【パキスタン】ラホールから北上の巻。

パキスタン
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おはよ。

 

え?知ってた??

パキスタンって世界第6位の人口で約2億人いるらしい。(インドは13億人で桁違い)

やから、、あんなに人がうじゃうじゃいるのか、、。

一応インドネシアが世界最大のイスラム教の国で2位がパキスタン。

インドネシアは1か月かけて横断したけど、なんかパキスタンの方がイスラム教がディープそうだ。

よくわからんけども。。

 

朝の5時ごろからアザーンが鳴る。

同部屋のポーランド人のおっさんのいびきとよくわからん寝言のがうるさいからノープロブレム(笑)

 

朝ごはんを食べるために外に出る。

ラホールの朝はなんだか静かで平和な気がする。

それにしてもあの夜の騒がしさは何だったんだろう、、。

お酒もないので酔っぱらって騒いでいるとは考えにくい、、よくわからん。

 

とりあえず適当に歩いて朝ごはんへ

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ここのチャパティー脂っこい、、。

これで40ルピー。

 

ラホールで何回も中国人か、と聞かれた。

日本人と答えるとGOODと言われるから、

初めのうちは中国人嫌いなの?と聞いていた。

ちなみにラホールの安宿は中国人宿泊禁止らしい。

 

ラホールはまた戻ってくるので、

チェックアウトして北を(フンザ)を目指す。

宿の人にバスターミナルどうやって行くのと聞くと、メトロで行けるという情報しか聞けなかったのでメトロへ行く。

出発してからバスターミナルの名前すら聞いていなかったので、あのパキスタン通の人に詳しく聞いておけばと思った。

とりあえずメトロ駅まで歩く。

セキュリティーチェックを受けて、切符売場へ。

バスターミナルが通じない。

とりあえずラワルピンディーへ行きたいと伝えることができ、Kalma Chowkへ行くといいと言われた。

メトロと言っても、電車みたいなバスだ。

席は前側が女性、後ろが男と別れている。

まずなによりも、メトロバスに乗り込んだ瞬間から数秒間は全員俺のこと見ていた、、。(笑)

正直、インドで見られるというのの数倍以上見られる。

まあ挨拶したりしたらいいんだけど。

まわりのサポートもありKalma Chowkで降りる。

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いろんな人にバスターミナルはどこだと聞きまくる。

なぜなら、みんな違う方向を教えてくれるからだ。

もはやわからんすぎたのでトゥクトゥクに頼んだ、100ルピーで。

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すると、、

 

ドライバーは1キロほど逆走して迂回して、また戻ってきて150メートルくらい先で停まった。

そこはある会社のはバスターミナルだった。

DAEWOOダエヲのバスターミナルは目と鼻の先にあったのだ、、!!!!!

情報がなかった俺はわからなかった。

余裕で歩いていける距離だった、1分以内で、、。

だから、ドライバーに大回りして戻ってきただけやんけ!と伝えると、、

自信満々にそうだよという。

まさに知らん奴が悪いとでも言わんばかりに堂々と。

そこにあるよと、教えてくれればいいものの。

ドライバーと話しているときに、さらに物乞いの子供も集まってきていらいらしてきた。

半ギレで「シャラップ」といっても意味はなく、ドライバーにどっかにやってもらった。

ドライバーにそれで100ルピーはやりすぎでしょと言っていると、急に調子乗って「200ルピー」だとか言い出したのでちょっと説教した。

まあ俺の情報不足が原因なんで、100ルピーは払った。

情報の大切さが身に染みた。

運転手が俺がバスターミナルに入る前に「こいつピンディーへ行きたいらしいぞ」とまわりにばらすので、、

変な奴に「俺が6000ルピーのスペシャルで連れてってやるよ」と言われたがスルー。

ひどい吹っ掛けよう。

どっちみちスペシャルと言われたら金額どうこうよりも乗る気が失せる。

 

セキュリティーチェックを受けてターミナル内へ。

ここはダエヲエクスプレスの専用バスターミナルだった。

おおおーーローカルじゃない、、。

さてと、ラワルピンディー行きのチケットをと、、

 

インドみたいにこいつら並ばない、、。

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くそやろうが!!!と思いながら俺も中へ入って前え出る。

 

受け取ったのは番号札、、

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呼ばれたら来いだと、、?

まだまだまだまだまだ先じゃないか、、

とりあえず少し待つが全然進んでない。

これじゃ日が暮れる。

まわりのパキスタン人に13時まで待てと言われたので待つ。

状況は変わらない。

チケット買いたいだけなのに、、

さっきからのいらいらが積み重なる、、。

こういうときにやたら関係ない人が話しかけてきて、握手や写真を求めてくる、、。

はじめはよかったが、何回も何回も同じようなことの繰り返しでイライラしてきた。

これはなんとか解決法を見つけなければ、、

警備員に許可を得て、マネージャー室があったので入って上の人と話す。

13時15分のバスがここの会社が出している中では安いバスなのでそれをさっきのあの窓口でトライしろとのこと。

そして、少し強引に窓口を突破して、無事にチケットをゲットした。

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名前HARISってなってるけど、だれだ??(笑)

バスは1300ルピーもした。

インドと違い5000ルピーの高額紙幣を渡しても嫌な顔一つしないところはインドと違い好感を持てた。

日本ではあったりまえのことだけどこういう国ではハードルが下がる。

んー、あの整理券はなんだったんだ、誰一人として守っていない。

出発5分前にいろいろ購入して

バスに乗り込む。

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バスの中の人はそんなにじろじろ見てこない、見てくるのは子供くらいだ。

やっぱり!

このバスは金持ち御用達の現地民のVIPバスだ。

乗り込んですぐに、防犯対策かわからないけどビデオカメラで一人一人撮られた。

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バスでは軽食やヘッドフォンが配られるし、無料で水やジュースの車内サービスもあり、LCCじゃない飛行機みたいだった。

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バスは高速をぐいぐい走る。

道はかなり整備されていて想像以上にきれいだ。

途中でまた検問とビデオカメラの撮影があった。

 

そして日本みたいなサービスエリアへ立ち寄る。

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トイレにはお祈りのためだろうか、手を洗うスペースと足を洗うスペースがあるが、パキスタン人は後ろの人がどんなに待ってようと丁寧に手を洗うスペースで足まで洗う。

まわりを汚したり、濡らしたりしても自分がきれいならばいいのだろうか。

宗教の前にはマナー等は存在しないのだろうか。

これが普通なのかもしれないし、わからない。

あとパキスタンの小便器は少し高く、ぎりぎり(笑)

子供どうするんって感じだ。

そういえばパキスタン人みんなまあまあでかい。

正直、人はインドの延長線上かなとか思っていたが、ちがった。

顔はまあまあ似ているが、少しアラブ系というかまあそんな感じの人もいたし、やっぱり体格が一番違う。

トイレで前のパキスタン人がアホみたいに丁寧に足まで洗っているのを待っていると、話しかかられ握手等を求められる。

あ、俺まだ手洗ってないやと思いながらも、ここは笑顔で握手しといた。

もはや彼らには関係ない(笑)

 

バスの窓からは広大な大地が広がる。

ときには山が切り拓かれたところもあった。

そんな景色を見ていると驚くべき光景が、、!!!

人が屋根に乗っている!!!(笑)

ここ一応多分高速だぞ!???

荷物を括り付けていたり、人が乗っていたとしても一般道なら見たことあるけど、高速でそれは危険すぎる、、。

 

バスの車内では映画が放映されており、おそらく何かの洋画である女の人がタンクトップを着ていて少し胸元が開いているところに大げさに大きくモザイクなんかがしてあって、おーイスラム教の国だなーとまた実感した。

18時過ぎに市内からかなり離れたダエオエクスプレスの専用ターミナルに到着した。

まじか、、

予想していた場所と違うし、どこだここは(笑)

客引きを含めいろんな人にピールワダイ(ギルギット)へ行くターミナルまでどこからバスで行くのかと尋ねまわって、歩道橋を渡り道路の対岸まできた。

親切なリキシャの人がピールワダイ方面行のミニバンを停めてくれた。

ミニバンの上に括り付けずにバックパックをのせて、乗り込まされた。

値段を聞くが、、言葉が通じない。

金を払えと言われもしかしたら100ルピーくらいかかるのかなと思い50ルピーを渡すと、まさかの30ルピーもお釣りが返ってきた。

ミニバンの中はかなりぎゅうぎゅうだけど、地元の人の乗り物はかなり安いんだなと実感させられた。

途中の道で降ろされて、横に座っていた人がついて来いと500mくらい一緒に歩いてからピールワダイ方面のバスに乗せてくれて無事に到着することができた。

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目立つのか何人もの人にどこに行くんだと聞かれ、「ギルギット」と答えるとここだとナトコのオフィスへ連れていかれる。

他の会社も見たくて探すも何回もナトコへ連れていかれた。

ナトコの正式名はGoverment Of Pakistan Northern Areas Transport Corporationで略してNATCO

結局ナトコが一番大きく信頼できそうだったのでナトコの20時発の1700ルピーのバスに乗ることにした。

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一応他の名前の分からない会社だが最安値は1300ルピーだった。

バスは明日の昼過ぎ14時頃に到着するらしい。

約18時間のバス移動だ。

チケットを買ったのが7時過ぎころということで晩飯探しに出かけた。

30ルピーという激安のビリヤニを発見したのでテイクアウトして戻った。

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バスに乗る前に「パスポートの写真のページとビザのページのコピーをそれぞれ10枚ずつ取れ」と言われコピーした。

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「なんでこんなにコピーが必要なんだと言う」と、

「ポリスステーション」と言われた。

コピー代50ルピーを支払い、

バスに乗り込んだ。

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でわでわ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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