おはようございます!
昨夜、プチトレッキングを終えて、宿の高いパスタを食べてすぐに寝た。
ここはかなり田舎で星がきれいなはずと思い、夜中起きてみると、空は無数の星で輝いていた。
夜のデバークは標高もあるので少し冷えた。
聞こえてくるのは野犬の遠吠え!
野犬に怯えながらも、宿から出て、すぐ近くに停まっているトゥクトゥクと星空の写真を撮った。
素晴らしい星空だった。
翌朝、8時前にバスターミナルへ向かう。
昨夜、あのトレッキングのガイドをしない自称くそガイドが宿にやって来て、シレに行くためのバスチケットを手配するという。
値段は聞いていないが、おそらくマージン分は取るはずだ。
自分でバスターミナルへ行くことにした。
バスターミナルには同じ宿に泊まっていたアメリカ人が俺よりも30分早くから待っていた。
彼は他のマージン狙いの客引きから手数料込みの150ブルでチケットを事前に買っていた。
俺の予想ではデバークからシレは100ブル前後だと思う。
デバークからシレへ向かうバスは一日に一本だけらしい。
杖を持った50代くらいの男がチケットを管理しているらしい。
ミニバスの場合は乗車後にお金を払い、チケットの必要はないのだけど、今回のバスはマイクロバスで事前のチケットが必要だった。
マイクロバスがやってきた。
あのチケットを管理している男は言う、
「200ブルだ!!!」
えええ!!!?
それはやりすぎやろ!!!
あのアメリカ人がマージン込みの150ブル(600円)のチケットを買ったのに、この人何!?
「早くしないとバスが行っちゃうよ~」と完全にこいつ腐りきっている。
他の乗客は金額がわからないように彼からチケットを買う。誰も協力してくれなかった。
他の客に聞こうとしたら、この男がその人たちに怒る。
多分こいつは、明日も明後日も毎日いるはずだ。
金額は変わらない。
仕方がないので、200ブル(800円)のぼったくりチケットを買うことにした。
ついでに荷物は自分で荷台にあげる。
バスは5列シートでもう汚くて人は溢れていた。
不運にも体のでかいアメリカ人と小太りなエチオピア人の間の3列側に座らされてしまった。
バスには赤い服をきたスタッフもいたので彼らに聞けば、チケットは正規料金で買えたかもしれない。
8時半に出発!
グネグネの田舎道、山道を走る。
人が多すぎてバスは進まない。
時億15キロ、ランニングマークがでている。
その代わりか、ほとんど休憩なしで15時過ぎにシレに到着した。
すぐにアクスム行きへ。25ブル(100円)
1時間程でアクスムへ到着。
中心地にあるアフリカホテルで一泊200ブル
エチオピアで泊まったホテルで一番きれいでコスパがよかった!
翌朝6時半、アメリカ人と別れて一人でバスターミナルへ。
メケレまでは90ブル(360円)
もちろん荷物は自分で上げる。
緑の服を着た人がスタッフだった。
昨日の反省を活かして、5列シートの2列側を陣取った。
バスも昨日トロトロ走っていたので、山道をぶっ飛ばす!!!
斜め前の後ろを向いている子どもがじーっと俺を見つめてくる。
目がうつろだ。
目があっても反応しない。
これはおかしい。
突然、子どもが盛大に吐いた!!!
まじでインジェラの具が口から出てきた!!!(笑)
いや、笑い事ではない!
ゲロはバスの通路に散らばる。
かなりの量だった。
俺の足にも多少かかった。
車内に広まるゲロ臭。
それからは吐く人が続出し、車内は地獄と化した。
さらに、、、エチオピアには謎の風習があった。
それは、エチオピアの人々は窓から悪霊が入ってくると信じ込んでいる。
と、いうことは??
想像できますか?
ゲロまみれの車内で窓を開けることができない!!!!
こっそり、窓を開けても、気づけば閉められる。
これぞ、生き地獄!!!
しかし、子どもに罪はない。その後もぐたーっとしていた。
斜め前の席の子どもが吐き散らかした数十分後バスは停まった。
バスのスタッフが外から砂を運んできて、ちょろっとゲロの上にかけておしまい。
この地獄は三時間続いて、僕もかなり酔いました。
もらいゲロ一歩寸前(笑)
景色はいいんだけど、地獄は3時間程続いた。
30分ほど休憩時間があり、
再びバスに戻ると・・・
めっちゃゲロ臭い!!!
それでも、少しの時間でリフレッシュできて体調はだいぶマシになった。
13時にメケレから少し離れたバスターミナルに到着。
ゲロバスから解放されたのである。
おしまい。
宿情報
Seti hotel一泊100ブル(400円)
スーダンのホテルと比べたらかなりきれい。
値段なり。
水がとまることがある。
Wi-Fiあり、朝はまだ使える速さ。
でわでわ。