おはようございます!!!
世界一周一時帰国中、8月に自転車日本一周の電子書籍をAmazonのKindle電子書籍で出しました。
人生初の電子書籍を出しました!
「自転車日本一周10000キロの旅で伝えたいこと」
現在は500円ですが、明日の夕方から5日間は0円で販売する予定です。
よろしくお願いしますo(^o^)o
「自転車日本一周」で検索すると出てきます。 pic.twitter.com/hkenlwy3fT— あつし@世界一周 (@jamesiete) 2017年8月20日
世界一周一時帰国中には自転車日本一周と世界一周(途中まで)の写真展もやってみました。
よかったらこちらもどうぞ!
ドドドドド素人が世界一周一時帰国中に旅の写真展を9日間の準備期間でやってみた話。
今記事の内容はこのようになっています!
- 記事作成の期間
- 2ヶ月間の収益報告
- 反省等
記事作成の期間
かっこよく言えば執筆期間です。
結論から言うと約一ヶ月かかりました。
僕は7月18日、突然何の前触れもなくこう宣言したのです!
決めた!!!!!
再出発までに去年の(主に)自転車日本一周の電子書籍書く。そしてあわよくば紙の本にしたい。
今更だけど。
書けんかったらどうしよ、、何か罰ゲームでも用意しといてください。— あつし@世界一周 (@jamesiete) 2017年7月18日
ブログでも同じように宣言しています!
【罰ゲーム募集中】電子書籍書きます!!!~現状とこれからについて~
写真展の時もそうでしたが、僕は何かをするときに公に宣言したがります!
すると、どうでしょう。
絶対にしないといけない状況が出来上がるのです。
写真展はやると決めた瞬間にもう場所を確保したのでキャンセルはできませんでした。
実際には場所を決めてからやると決めました。
今回の電子書籍は書けなくても僕の信用が落ちるだけでほぼノーリスクだったのでおもしろくありませんでしたし、電子書籍を書くのはおもったより大変そうだし挫折しそうだなと思ったので、僕はそれを防ぐために「書けなかった時の罰ゲームを募集」しました。
罰ゲームはたくさん集まりました(笑)
実際に出版できたのはほぼほぼ1か月後の8月19日です。
【初電子書籍出しました】「自転車日本一周10000キロの旅で伝えたいこと」
罰ゲームもここで紹介しています。
宣言してから出版するまで、約一ヶ月かかりました。
0の段階から出版まで。
自転車日本一周中にブログは書いていたものの、今回の電子書籍では画像を使わないと決めたので、さらに文章の書き方や構成を工夫しないといけませんでした。
さらに、紀行文を書いたことがなかったので、まずは市場に出回っている(図書館にある)旅関連の本を特に自転車の本をさらっと読み漁りました。
ここで一つ気が付いたことがあります。
自転車日本一周の紙の本を見つけることができなかった!!!
ほとんどの本は、何年もかけて10万キロ以上走ったようなガチな自転車世界一周の本しかなかった!
とりあえずあるものを図書館で借りる。
ちなみに僕の地元今治にも夫婦でタンデム自転車世界一周した人はいます。
借りたもののどれもスケールが大きすぎるし、普段小説をあまり読まない僕はどの自転車世界一周の本も読み切ることができなかった。
深夜特急でさえ僕は読み切れない。
世界一周の本で今まで最後まで読めたのはナオトインティライミの「世界よ踊れ」しかなかった。すらすら読めたのだ。この本のせいで僕は旅に興味を持ったと言っても過言ではない。
他に僕が読みきれる本と言えば自己啓発の意識高い系の本だけだった。これもあまり参考にはならない。
本当にどうしようか、と悩んでいるときに、この時に旅行人というバックパッカー雑誌の寄稿をさせていただくかもしれないチャンスを得た。
正直な話、僕は旅行人という本の存在を知らなかった。寄稿をするからにはと、その本の雰囲気やイメージ等書き方を掴んでおきたかったが、地元の本屋にも図書館にもなかった。
しかし、旅行人の編集長である蔵前仁一さんの本は図書館で見つけることができたし、そのころちょうど蔵前さんとメールでやり取りしていたのだ。
コラム形式での雑誌の寄稿だったのだが、僕は普段日記のような文章しか書いておらず、どういった文体や文章が適しているのか見当がつかなかった。
それに旅行人は読んだことがないし。
まずは自転車日本一周の電子書籍は後回しにして、とりあえず採用してくれるかはわからないけれど、旅行人の雑誌の寄稿を頑張ってみることにした。
図書館で借りた、蔵前さんの「各駅停車で行こう」「あの日、僕は旅に出た」を読んだ。
おかしい。
蔵前さんの本はすらすら読めたのだ。
今まで旅本をほとんど読破できなかったのに。
「各駅停車で行こう」は小さなストーリーがいくつも集約されていて、どれも軽いタッチでおもしろい。さらにいいのはやはり文章だけでは理解しにくいことも、ストーリー毎に手書きのイラストがあり非常に想像がしやすかったしわかりやすかった。僕が実際にインドに訪れたことがあったのも大きかったのかもしれない。
「あの日、僕は旅に出た」から、これまでの旅行人の成り立ちから経緯、そして蔵前さんの考え方がわかったような気がした。この本もすらすらと読むことができた。この本の場合は蔵前さんってどういう人なんだろう、旅行人ってどんな雑誌なんだろうと想像しながら読んだ。
そして、僕はメールで蔵前さんに聞いた。簡単に書くと「素人だからわかりません。どういったところに読者のニーズ、またはコラムの価値がでてくるんですか」と。
送ってからも、今も思えば失礼なことを聞いてしまった。
でも、僕は、蔵前さんの「あの日、僕は旅に出た」を読んで旅行人がどういう雑誌なのか知って、精一杯書きたかった。迷惑をかけたくなかったし、何より貢献をしたかった。
蔵前さんからの返事には予想通りの文章と想像をはるかに超えた丁寧なアドバイスがあった。
簡単に書くと、
予想通りの文章とは「書き方を指導しないといけないような文章をお願いしているわけではない」と言うことと、「原稿に訂正や修正が多いと手間がかなりかかってきりがない」というようなことだ。そして「もし無理ならお断りください」ということだった。
想像をはるかに超えた丁寧なアドバイスとは、基本的な語尾を「だ、である」に統一することはもちろんのこと、ブログとは違い文章や写真を上から下へスクロール見せていくのではなく、文章は文章として読ませる必要があること。
さらに、
- 受け狙いは必要ないこと
- 冷静に客観的な表現が必要
何が一番読みたいことかも教えてくれました。
それは「彼らの生活であり、風土、風景、文化」
これらをいきいきと描写することは、とても難しいことで、それが書ける人はそんなにはいない。
自分が見聞きしたりして調べたことをきちんと読者に伝える姿勢が大切。なるべく詳細に現地の様子を描きこむこと。
最後には、ブログの文章から、使えるうところをピックアップしてくれた。もちろん文体は変えなければならない。
本当に蔵前さんのやさしさ、適切なアドバイスに惚れて、本当に頑張ろうと思えた。
結果的に僕は緊張で硬い文章になってしまって、かなり訂正や編集をしてもらっているけれど無事に、メガラヤ州の「生きた橋 ダブルデッカー」とアルナーチャル・プラデーシュ州の「アパタニ族はどこにいる?」が約5年ぶりの旅行人166号(インド、さらにその奥へ、1号だけ復活号)に載せていただくことになった。
本当にありがとうございます!!!
【雑誌掲載のお知らせ】旅行人166号(インド、さらにその奥へ、1号だけ復刊号)
旅から帰ったら、蔵前さんの代表作である「ゴーゴーインド」を読もう。
と、まあこういうこともあったり、広島遠征(世界ふんどしコンテスト)も二回行ったし、普通に生活を楽しみつつ電子書籍を書いていたので時間がかかった。
集中して、電子書籍だけを書いていれば、2週間以内で0からできただろう。
旅行人の寄稿はコラムに関することを学べたけれど、それでもきっと電子書籍にもいい影響を受けているはずだ。
*ちなみに、何故、旅行人の雑誌に載るかもしれないきっかけを得たのかと言うと、HPには「原稿の募集はしておりません」と書かれていたのですが気が付きませんでした。僕はFacebook経由で旅行人が新刊を出すことを知ったので、とりあえずそのままメッセンジャーでぱぱっとブログのおすすめの記事のURLとメッセージを送ったことからはじまりました。
電子書籍の構成や書き方は、日にちごとに小さな章にした。
すべての日が書けるわけではなかったので、泣く泣く割愛したストーリーも多い。
ブログ等では書いていなかったけれど、小説や活字が苦手な人、自分みたいな人にでも読んでもらえることを意識した。
小学生・中学生~高校生(電子書籍を読んでいない世代だが)にも読んでもらえるような書き方にした。
だからかなり幼稚な、よく言えばフレンドリーな表現の文章になった。年配受けは悪そうだ。
それでも、自分の実力不足や時間不足はあった。
ここはまた反省で書きます。
AmazonKDPでワードを使って簡単に電子書籍を無料で出版する方法。
2ヶ月間の収益報告
8月と9月分の収益等を報告します。
8月に至っては、10日間しかなく、さらに内5日間は無料販売期間でした。
実質5日間。
有料販売数はリアルタイムで分かりますが、読み放題の収益は翌月15日にならないとわかりません。
そして、今回の販売は利益を追求していませんでした。
とりあえず電子書籍を出版したかった!と言うのが大きな理由です。
もし次回出版するようなことがあれば稼ぐことも視野に入れてみようと思います。
8月の収益報告
8月の収益は約11500円+2.92ドル
スタートダッシュだからですよね、きっと。
内訳:実質販売数11、読み放題15373ページでした。
そして謎の2.92ドル
実質販売数と言うのが、有料で購入していただいた冊数です。
無料販売期間5日間で895です。
Amaon Kindleの無料ランキングで1位になりました。
9月の収益報告
9月の収益は21259円
出版したのが、8月後半だったので9月も少し伸びました。
内訳:実質販売数14、読み放題30517ページでした。
ちなみに、読み放題は1ページあたりで収入が決まります。
二ヶ月で約30000円稼ぐことができました。
読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございます!!!
反省等
今回電子書籍を出版してみて、一番の反省は時間が十分に取れなかったことだった。
世界一周一時帰国中でかれこれ2か月ほど日本にいてしまったので、今にでも海外に行きたかった。
そのため電子書籍で一番大切な表紙が割と手抜きにになってしまった。
もし、時間が少しでもあったら誰かに表紙をお願いすることもできただろう。
そうすれば、売り上げもまた違った数字になっていたと思われる。
どう考えても、この表紙はダサい。
もしかして、「え?表紙くらいなら簡単に作れるよ!」だとか、練習がてらにやってもいいよって人がいたらぜひお願いします。
そして、もし、万が一、また出版することになったら確実に表紙はこだわりたいと思う。
作品の中身に関してもだ、いいように解釈すれば、プロの手が加わっていないまっすぐな僕の気持ちが伝わる(かもしれない)文章だ。
つまり、ド素人の文章だ!
ほぼ誰かに相談する時間もなく、一人で書き上げた。
そのため、ボキャブラリーや表現の少なさ、幼稚な表現や、そして誤字脱字が目立った。
出版してからではあるが、ある友人が「推敲やってあげたのに」と言ってくれたので、もし次回出版することになれば、彼に無理やりでもお願いしようと思う。
やっぱりド素人一人で時間もない中で書き上げるのは、やや無理があったのかもしれないが、出版をしてよかったと思っている。
次なる課題や反省点が見つかったので、良しとしよう。
もし次回書くとしたら、海外編である。
その時は、小さなコラムのような文書をまとめて一冊にする。
蔵前さんのアドバイスや、旅行人の掲載で学んだことを活かして、ええ感じの旅本を作りたい。
まあ、また電子書籍書くなんて一言も言ってない。
こんな感じです。
どうも、ありがとうございました!
でわでわ。