おはようございます!
朝の5時過ぎくらいから1時間ほどアザーンみたいなのが響いていた。
おかしいな、ゴンダールはキリスト教が強いと思っていたけど、モスクもあるのかな。
朝からシムカード買いにエチオピアテレコムへ。
エチオピアの携帯会社は一社が独占しているらしく、3Gのくせに高い。
日曜だからか閉まっていた。そうだここはキリストの町だ。
昨日やっていたパレードみたいなのをまだやっていた・・・。
飽きないな、これがしつこいエチオピアか(笑)
朝ごはんはテレコムの下にあるカフェでハンバーガーを食べたが、これがまた大きくて不味い!
食べきれず、半分持ち帰って、宿のレセプションのおばちゃん達にあげるとめっちゃ喜んでくれたので、よかった。
よし、デバークに行こう!
レセプションのおばちゃん達に「バスがあったら行くね、なかったら戻ってくるわ」と伝え、バスターミナルへ。
バスターミナルへ行く途中にデバークへ行くミニバス見つけたけど、客0なのでバスターミナルまで歩くことに。
バスターミナルに到着すると、客引きたちはデバークまでは150ブルや100ブルと言ってきた。
ゴンダールからデバークのミニバス情報はないけれど、俺の予想では30ー50ブルだ(120ー200円)
昨日ウェルディア行きのバスを確認しに行ったときに仲良くなった警察官がいたのでデバークまでの価格を聞いてみた。
「ローカル40ブルで外人100ブルだ」とか言ってきたので、「お前は警官じゃないわ」って言って、進んでいると、偶然デバーク行きのミニバンが出発しようとするのを発見した。
運転に40ブルと確認し乗り込む。
膝の上にメインとサブのバックを乗せて数キロ進み、自分で上の荷台に乗せた。
前の席に座っているんだけど、直射日光で窓が開かないのでめちゃくちゃ暑かった。
数時間後に到着し、Simien Park Hotelというところでおろしてもらった。
到着するや否や、「俺はここのスタッフだ、ガイドもしている」と言ってくるおっさんがやってきた。
どうやら一泊、二泊でトレッキングに出るのが定番のようだったが、俺はヒヒが見たいだけなので日帰りで十分だった。
しかし、情報を持っていなくて困った。
最悪、高ければ、もうシレ、アクスムやメケレb方面へ行ってしまってもよかったので強気で交渉することができた。
日帰り50USDらしい。
それでも少し粘って、日帰り1000ブル(4000円)部屋とか全部込みで落ち着いた。
安くなった理由は公園の入口までガイドがトゥクトゥクを運転して行くかららしい。
国立公園内は護衛を付けないといけないので、まずはソルジャーを雇いに行く。
レシートを見る限りソルジャーは250ブル(1000円)だ。
協会のようなところに支払ったので、彼らの日給はわからないが、かなり安いことになる。
自称ガイドとソルジャーの三人でシミエン国立公園へ向かう。
ソルジャーはでかい銃を持っているが、おじいちゃんだ。
大丈夫か・・・。
公園の入口らしい?ところに到着!
ここでくそガイドはこう言った。
「んじゃあ、これから先はこのソルジャーと一緒に行ってもらえるかな、彼道知っているし、英語も少し話せるんだよ。散策終わったらまた電話かけたら迎えにくるわ~」
俺もソルジャーもシムカードをを持っていなくて、電話できないけれどそんなことは関係なしで、どっか行きやがった!!!
もう仕方がないのでソルジャーと二人で歩いた。
ソルジャーは言う。
「この近くにものすごくGOODな景色な場所があるんだよ!連れてってやるよ」
30分後・・・
「ごめん、やっぱ場所忘れた。さあ、ヒヒを探しに行こう!」
ヒヒはどうやら絶対見ることができるらしく、ソルジャー爺さんの後を付いていく。
ソルジャー爺さんは年なのでちょこちょこ休む。
それにしてもまあまあの絶景だ!!!
無限に続くように感じられるエチオピアの大地。
ちょくちょく、遊牧民のようなこどもに道を聞きながら進む(笑)
ガイドは突然止まった。
「おい!あそこを見てみろ!」
ヒヒいたあぁぁぁぁ!!!!!!
まさかのカメラの電池が切れてしまってたので、スマホの画像になります。
ヒヒたちは群れでいて、草を食べるらしい。
農民が石投げるらしく、近づくとヒヒは逃げる。
ヒヒは全部で4,50頭くらい見ることができて満足だ!!!
さて、ガイドではなくソルジャーと帰るのだが道がわからないとか言いだす。
畑の中で遊んでいた少年に道を聞きながら帰る。
小さいわき道を歩く。
すると、突然・・・
ドドドドドドドドド~!!!!
えっ!?
何、今の(笑)
4歳くらいのちびっ子が木の枝でしばきながら全速力で羊(ヤギかもしれんけど)を追いかけていた!!!
思ったよりも小さい子ども必死し形相で追いかけているのは衝撃だった。
日本の子どもなら鼻水垂らしながら泣いているであろう年齢なのに・・・
アフリカの子どもは強い!!!
そして、迎えを待たずに、宿まで数キロソルジャーと歩いて帰りましたとさ。
おしまい。