【中国からモンゴルへ】ニーハオトイレと中国とモンゴル国境に置き去りにされた話。

モンゴル
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おはようございます!

 

何だかんだ出発してから全然更新できていませんでした。

電波のほぼないところにも数日行っていました。Twitter@jamesieteではちょこちょこ更新しています。

またおもしろいことを思いついたので更新が滞るかもしれません!

そして、更新していないにも関わらずバナーを押していただいている方、どうもありがとうございます。

 

さてさて前回の続きです!

掃除機で頭を吸われたので世界一周再出発します!!!

 

日本を出国して中国に入国して空港泊したところまでです。世界一周再スタートの記事です。

 

 

北京の空港

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もうなんていうか、日本出発までドタバタしていて全然寝れていなかったこともあり爆睡してしまった。

朝8時に起きると誰もいなかった。

もちろん防犯対策はしっかりとしているつもりです。

 

お腹がすいた。何か食べたい。

そういえば昨日寝場所を探すついでに、中国の空港で給湯機があるのを発見していたので、出発前に名古屋で隆盛君からいただいた北海道の焼きそば弁当を食べることに決めていたのだった。

しかし、問題が一つ。

 

箸がない(笑)

 

中国版ファミマを信じて、何か食べるための物をください的なことを言って箸をゲットできてこの問題は即行で解決した。

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給湯機の横に尖がった形の小さくて薄い紙コップもあってスープも何とか飲むことができた。

 

偶然空いていたゴミ箱の前のベンチでやきそばを食べていると、ある母親が子供を抱えて勢いよく走ってゴミ箱までやってきて、子供をゴミ箱の上に持ち上げた!

何をするんだろうとまじまじと見ていると、、

 

ズボンに穴が空いていてかわいいお尻が見えた。

 

あの、、これは、、テレビかなんかでよく見たことがあるやつだ!!!

 

なんと、ゴミ箱の上でトイレをさせていたのだ!

 

路地ならまだわかるんだけど、、ここは空港だよねと初っ端から衝撃を受けた。

 

 

北京西駅

北京に着いたものの全くのノープランだった。

北京何か日本からすぐ来れるし今観光しなくてもよくない?→「直接モンゴルに行こう!」という意見と、

せっかく来たんだからちょっとくらい「北京を観光してからモンゴルに行こう!」と言う意見があった。

自分の中で。

良し、ここは場の成行に任せよう。安いホテルがあったら一泊か二泊だけしよう。

iPhoneを使おうとすると、中国のクレイジーのネット規制のせいで全く使えなかった。こうなることは知っていたんだけど、VPNかなんかの準備をしていなかったのだ。

それでも用意周到で有名な僕は少しだけ調べてきていたので、宿名と最寄り駅くらいは控えていたのだ。

 

まずは北京の空港から脱出しなければならない。

バスの行先が読めなさ過ぎて、とりあえずなんとかなるだろうと30元(500円)で北京西駅へ向かった。

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北京西駅に着いたもののどこが地下鉄なのかわからずに聞きながらなんとか、地下鉄に続くであろうディズニーのアトラクション待ちのような謎の長蛇の列に並んだ。

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ちょっと動画撮ってみたので載せておく。


なんで地下鉄に乗るだけなのにこんなにアホみたいに並んでるんだと思ったら荷物を一つ一つ機会に通していた。

まあそらこんな列できるよねと思っていたら、約30分ほどで通過できた。

 

北京の路線図

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張自忠路という駅周辺に安宿が集まっているらしいので、そこに向かうための切符を買いたい。

 

これは券売機なのだろうか、、?

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ちょうど張自忠路までは5元(85円)なので5元札を紙幣を入れるであろうところに入れようとすると入らなかった。

ああ、北京って最先端なんだと勝手に解釈して、紙丙入口と書かれた矢印の先のブラックホールに5元を投入した。

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なんとなく違うかもしれないと思っていた通り、ただ穴が空いていただけだった。

そこに腕を突っ込んで5元札を救出しようとすれば、5元札はより深くに潜り込んだのだ、、。

駅員に自分でも意味の分からないようなジェスチャーで説明すると、券売機の後ろの扉を開けてくれた。しかし、そこには5元札の姿がなかった。俺は再出発の前にインドを少し旅していたせいで、旅で警戒心が強くなり人を疑ったりしてしまうようになっていた。

駅員が笑いながら「何にもないよ」的なことを言ったので、勘違いして、「やられた」と思い込んでしまった。

まあ5元だ。しょーがない。ええわ。

しかもその時にこの機械は券売機ではなく、電子マネーのチャージ専用機だということも知って恥ずかしかった。

手売りのチケットブースがあって、そこに並んで窓口にスマホの画面の拡大した張自忠路を見せて切符を購入した。

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改札の方へ行こうとすると、さっきの駅員が声をかけてきてくれて、チャージ専用機の前側の扉を開けてくれて見事に5元を救出することができた。

もうなんていうか、くそインドのせいにしているけれど、とてつもない罪悪感のようなものが心に残った。

「謝謝」くらいしか使えるワードを知らないので心を込めてまじで「ありがとう」と謝った。

向こうからすればこの変な髪型の何人かよくわからないやつが5元のためにこんな礼を言ってくるなんてと思っていたかもしれないが、「ごめん」と言う意味の方が強かった。

なんだろう、中国人優しいじゃん。勝手な俺のイメージが少し変わった気がした。

まあ日本で言うと当たり前のようなことなんだけど、海外ではこのくらいのことでも驚いてしまうのは、もしかしたら自分が勝手に思い込みや偏見で見ていたからかもしれない。

もうフラットな真っ白な心で中国と接することにしよう。

 

張自忠路

張自忠路に着いてすぐにエスカレーターがあり、標識に右側がどうやらと書いているけれど、多分日本で言う大阪スタイルなんだと多分理解した。

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ちなみにここの駅の地下鉄への入口はびっくりするほどすいていた。

あの北京西駅の行列は何だったんだ!!!

謎すぎる。

 

目星を付けていた安いホテルに行くと「フル」「フル」「フル」とフルフル攻撃をされた。

「他のホテルを紹介するよ」という提案もあったけど、高かったのでやめた。

 

そのかわりご厚意に甘えて、ホテルのパソコンを使わせてもらってネットで北京のホテルを調べさせてもらった。なぜかスペイン語で

結局いいホテルが見つからなかったのだが、再び中国人のやさしさに触れたのだった。

 

 

モンゴルへ行こう!

北京で泊るところが空いてないし、空いていてもどこも高かったのでやめてモンゴルに行くことにした。そういえば今日は土曜日だった、関係あるのか知らないけれど。

適当な店で刀削麺を食べて、

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モンゴル方面、中国の国境の町エレンホトへのバスが出る名前の読めないバスターミナルへ向かった。

地下鉄から出ると、左のCの出口だ。これがバスターミナルの名前。

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今回は紙に見よう見まねで適当に字を書いて、見せながら道を聞き、バスターミナルへ向かった。

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北京からエレンホトまでのバスは下調べでは15時か16時半発だと思っていたが、18時20分だった。

金額は180元(3000円)

外にいるダフ屋みたいな人たちは放置して、正規窓口から買った。

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バスは出発の5分前に出発した!!!

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謎の五分前行動はやめてほしい。

 

どうせ中国も乗り物遅れるんでしょ?と思っていたのにまさかの早く出発するなんて、想像の斜め上をいっている!

 

バスターミナルからすぐのホテルの前の駐車場に停めて、何やら大量の荷物を荷台スペースに積んでいきだした!!!

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寝台バスを喜んでいたんだけど、

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ちょっと心配になって外に出てみると、荷台スペースに積んだ俺のバックパックが外に放り出されていた、というか全員の荷物が。

バス下のスペースに宅配便も兼ねているのかパズルのように隙間なくぎっしりと詰め込んでいた。

座席番号が鬼適当に貼られていたので、メインザックをバスの中に持ち込んで、一番前のいい席であろうところを陣取った。

スタッフが荷物を詰め終わって、寝転んでいたら、あるおばさんが俺のところにやってきて「どっかいけ」みたいなことを中国語で言われた。

荷物は適当な席においていいよと言われた気がしたのでそうして、中央の座席を再び陣取った。

ん〜中国語は怒ってるのか、普通に言っているだけなのかよくわからないなあー中国人あまり笑わないし。

結局10人ちょっとだけ乗せたバスは40分遅れでそこから出発した。まあ、バスターミナルからではないけれど。

後ろの席にバスに乗る前、座席のことで英語で聞いた女の子が座っていた。

あれ?そういやさっき微妙な会話したな。でも英語通じてたよなと思っていて再び話してみる。

どうやらモンゴルから来ているらしい。
俺が日本人というと、道理で

なんとなくお互いが中国人だと思っていたのだろうか。

 

バスは内部の照明を消していて暗い。

大きなバックパックはいいとして、サブバックには貴重品が入っている。どう管理しようか。
盗られそうな雰囲気はないけれど、他の座席にはおかずに自分の座席の足元の盗られにくそうな、探られにくいところにおいた。
寝台の座席が狭くなったけどリスクにはかえられないのだ。

 

 

ニーハオトイレ

22時過ぎに休憩だ。

食堂の前にいくつかのバスが停められている。

トイレはどこだ!?

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絶対これ便所って意味でしょ(笑)

漢字はなんとなくわかる。

と言うことでトイレをしに行く。

 

そしたらもうびっくり!!!

 

これが噂の!!!

 

ニーハオトイレ!(笑)

 

ざっくり書くとこんな感じ(笑)

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小便の所はまあ普通なんだけど、

大の方はなんていうか、前に扉はなくって横に低い敷居があるだけ(笑)

普通に目が合うんで、俺は目をそらして見て見ぬふりをしてしまう。

というかそうするべきなのか、ニーハオって挨拶するべきなのか、初めてだったのでわからない。

さらに言うと、めっちゃトイレ汚いし絶対ここで大きい方に行きたくない!!!

女性の方はどうなっているかはわかりません。

 

バスで爆睡して、

次に起きた頃には外は明るく草原にいた。

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トイレ休憩らしい。

なんだこの大草原はテンションが上がる!!!

個人的にニーハオトイレよりもこっちの方が大自然でいい感じ。

まあ隠れるところはバスの死角くらいで他に皆無なんだけどね。

ここはまだ中国だけど、内モンゴルだ!!!

景色は絵にかいたようで俺の想像通りのモンゴルの景色であった。

モンゴルこんな感じなのかなとバスに戻ってから気づいたんだけど、後ろからは朝日が昇ってきていた。

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6時前のことだった。

 

そこからバスはほとんど何もない草原の舗装された一本道を走る。時々標識があるくらいだ。

この何もなさというのは北海道のオロロンライン以上である。

興味深く窓からの景色を楽しんでいると、馬の集団や、本当に小さな集落なのか遊牧民なのか、ぽつぽつと家が現れた。

 

朝の9時前にエレンホトのバスターミナルに到着した。

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このエレンホトから180元(3000円)でモンゴルのウランバートルまで行くことができる。

値段は他の方法よりは少し高いが夜遅くに着くらしい。

ちなみに出発時刻は10時発と13時発だそうだ。

 

バスターミナル正規の窓口でエレンホト(中国)からザミンウード(モンゴル)の国境越えのバスが11時半発で出ているので40元(700円)で購入した。

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エレンホト

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バスターミナル

メインザックを5元預かってもらい、散策に出かけた。

 

とりあえずお腹がすいた。なんか食いたい。

肉餅と書かれた店があって入りずらかったけれど、美味しそうなので入ってみた。

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中は地元の人が何組かいた。

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おいおい、朝っぱらからビール飲むなんて、、。あぁ日曜日か今日は。

 

いろいろメニューがあって迷っていたんだけど、いや漢字が読めずに困っていたんだけど、朝はこれしかないのとジェスチャーで教えてもらった。IMG_4408

 

食べ物の好き嫌いが多い俺は、肉まんが2種類あって中身が非常に気になっていたら店員さんが割ってから中を見せてくれた。

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と言うことで、

美味しそうな肉の方を選んだ!

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まあ日本のコンビニの肉まんの方が数倍美味しいけれど、期待以上の味だった。

味は質素で中はなんだかパサパサしていた。

お腹がすいていたけれど、他の食べ物に挑戦せずに、この肉まんを2つ食べた。

肉まんは一つ2元と安い!日本円で30円ちょい!

 

エレンホトの街を観光

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モンゴル国境付近で商人の街なのか、たくさん商店や貿易関係の会社があった。(写真は全然違うけど)

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ときどき人が集まっているだけで、ほとんどの場所が閑散としており、あまり面白くなかった。

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まじで何してるんだろう。IMG_4414

 

それでも一つ驚いたことにこんな田舎でも電動バイクがかなり普及していたのだ!

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非常用のペダルが付いていて、自転車にもなるだろう。

 

中国エレンホトからモンゴルザミンウードの国境越え

11時半前にバスに乗りこんだ。

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バスに乗りこんで5分ぐらいで中国出国のイミグレの前で降ろされた。

え、頑張れば歩いて行ける距離じゃん!!!(笑)

中国の出国手続きを終えて建物から出ると、、

 

バスがいない!!!

 

いるはずのバスがいないのだ、、。

 

そして他に同じバスに乗ってきて出国した人もみんな見当たらない。

 

まさか、俺置いて行かれた???

 

まあまあスムーズに出国したと思ったんだけどなあ。

 

いやいやバスくるだろう、というか唯一乗っている外人の存在を忘れるわけがないよね。

 

ということで、待ちつつもバスを探しまわるも、バスも乗客もいない。

 

そこで俺はやっと、置いて行かれたんだと悟った。

 

見た感じ車じゃないと移動できなさそうなのでとりあえず軍人が立っている徒歩で行けるギリギリのところまで向かった。

そして英語とジェスチャーでバスに置いて行かれたんだと伝えると、「待て」と言われた。

一台のジープを停めてくれて、モンゴル入国のイミグレの建物まで乗せてもらった。

すると、建物の先に乗ってきたかもしれないバスが見えた。

スムーズに入国手続きが終わったので、ATMもあったけど放置して、バスがいるだろう所へ向かった。

 

いないよね(笑)

 

とりあえず歩いてザミンウード方面へ向かった。

イミグレーションの敷地から出たところで他のバスを見つけた!

ザミンウードに行くらしいので乗りこんだ。

バスが出発して、モンゴルのお金を持っていないことを思い出した。

やばい(笑)

なんか言われたのだが言葉が全くわからない。

全然関係ないであろうバスが無料のはずがない。

でもダメもとで本来乗るはずのバスのチケットを見せて、英語と日本語とジェスチャーで話すと、「もういいよと」みたいに言われて、無事にモンゴル、ザミンウードに到着することができた。

そのザミンウードで同じバスだった人を何人か目撃して、腹が立ったのはもう言うまでもない。

バスには置いて行かれたけど、なんとかなったので良しとしよう。

 

そんな感じでモンゴルINです。

 

 

でわでわ。

 

 

毎週金曜日朝10時10分ごろにエフエムラヂオバリバリに出ています。

とても嬉しいことに聞いている人もちらほらいるらしい。

ありがとうございます!!!

ですが、万が一、僕の放送の録音したいという人がいましたら、Tune-inのアプリで課金していただくと録音できるらしいのでそちらをご利用ください。

ラヂバリ側では録音はしません。

有料で録音してでも聞きたくなるようなコーナーにしていけるように僕自身も 旅を楽しんでいきます!

生放送だとTune-inのアプリで無料で聞けます。

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これからもよろしくお願いします。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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