バスで成都から楽山にやってきた。
成都は中国の都市人口ランキングでなんと4位。経済も発展していた。
世界のいろんなところをまわって海沿いの都市は発展しやすいと思っていたんだけど、この内陸部ではすごい、さすが中国だと思った。
成都からバスで南へ約2時間、ビザ申請のためだけにやってきた楽山。
※楽山には世界遺産の楽山大仏がある。
楽山は中国のただの田舎の市だと思っていたが、まさかの人口350万人越え!!!
350万人というのは横浜市と同じくらいの人口!!!
バスで楽山の街に入ってからの景色や、中国ビザを申請しに行ったあたりの建物は都会的で、そして、康定行きのバスターミナル(成都から着くところとは異なる)や駅などは巨大だった!
中国でおそらく一番簡単にビザを取得することができる楽山なんだけど、びっくりするくらい簡単にビザを申請することができた。
楽山で宿泊しているユースホステル周辺には路上市場が細い路地にまで広がっていて、なかなか楽しかった。
野菜を手に持っているひとたちのあとを付いて行って見つけた。
成都ですら感じた昭和感をここでも感じた。
朝ごはんを食べる前にお年寄りが鉄棒で運動をしていたので、筋トレついでに懸垂をしていると、なんだこいつは!のような表情でまじまじと見られた。
まあ、確かに、顔は似ていたとしても、ぼくは浮くかもしれない。
なぜなら運動しているのはお年寄りだけ。街中にちょくちょく運動することができる設備はあるけれど、中国人は筋トレをしないな。の、わりに腹を出す。
朝ごはん
一つでは足りないので、ほかのお店のも食べてみるが、よくゲキカラの食べ物を知らずに買ってしまうので注意が必要だった。
ぼくは、辛いのが食べられない。
牛肉麺を注文するとき「プッラー(不辣)」と言わなければ、たまに真っ赤なのが出てくることもある。言ったとしても、味がないのかちょこんと赤いのを入れてくる。
そういえば、ビザ申請のときに出会った日本人(また会うことになる)の方が「唐辛子の歴史は浅いのに、こんなに世界の食文化をかえたのはすごいよな」と言っていたのを思い出した。
唐辛子は中国原産ではなく、中南米。
朝ごはんを食べて、楽山の街をぶらつく。
6月末ごろの楽山は暑かった。
ぼくはソフトクリームの看板に吸い込まれた。
しかもだ!
ぼくの大好きな抹茶がある!!!
でも、言葉が通じない。
上の写真を見せて、抹茶ソフトを購入!
ちょっと味は薄いけれど、ソフトクリームが40円しないのは本当にうれしい。定期的に食べた。
そして、歩いていると、路上の散髪屋を発見!
ほかにも、いくつかのところで見かけたのだが、中国人のおっさんたちが椅子にちょこんと座り、パパっと散髪されていく姿はおもしろかった。
彼らは、美容師?に「こんな髪型にしてよ」だとかオーダーをしていなお任せカットだ。
価格を聞くと6元(120円)だった。
ぼくも暑いし切りたいと思った。
髪の毛の内側だけなんだけど。
それでも、ぼくは海外の美容師さんをあまり信用していない。
だが、彼の路上で培った腕を信用してみることにしたのだ。立地もいいし。
というわけで、
路上散髪デビュー
散髪が終わり、宿に戻ってシャワーを浴びる。
ごっそりバリカンでいかれていた。内側の刈り上げているところ広がっているし!(笑)
まあ、いいか・・・。
裸族探し!
中国を旅していると、お腹出している男性をよく見る。
しかも、日常的に、ごく自然にだ。
これはもう一種の文化といってもいいのではないだろうか。
個人的におもしろいので(暇だったので)裸族を探してみることにした。
街中のいたるところにいる。
まず、川沿いを歩いているおっさん
楽山は二つの川に挟まれている。
そこでイルカを見つけた!
と、言うのは冗談で(笑)
この川を定期的に泳いでいるグループに会った!
なかなか、流れは速いんだけど、ここにはいないけど最高齢のおじいちゃんは80歳を超えているとかどうとか。
「健康」と「暑い」からだそう。
そして、海パン姿で去って行ったかっこい裸族だった。
ほかにも、デート中?の男性
カードゲーム中のいかつい男たち
風を切るサイクルリキシャのおっさん
もはや、服は着ない。
注文待ちの、刺青のおいちゃん
って、
おれは何をやってるんだ・・・。
以上、中国の楽山での裸族探しでした。
夜ごはんを宿の近くの安い本格的なチャーハンを食べた。
素朴でおいしい6元チャーハン(120円)
そして、宿の人のご厚意でスクリーンでワールドカップ観戦しました。(1人で・・・。)
明日、東チベットはじめの街である康定へ移動します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
でわでわ。
関連記事