こんにちは!
南京虫(トコジラミ)遭遇率が高いあつしです。
バックパッカー的貧乏旅行と南京虫は切っても切り離せない仲なんですが、ぼくは南京虫のことを許せません。
そして、みなさんにぼくと同じような南京虫の被害にあってもらいたくもありません。
今記事では、今までぼくが南京虫と遭遇してきた経験から得た知識などから対策や対処法をまとめて紹介します。
※ぼくは専門家ではないので正確な情報ではありません。
- 南京虫(トコジラミ)とは
- 南京虫(トコジラミ)の対策と対処法
1. 南京虫(トコジラミ)とは

南京虫(トコジラミ)とその卵
南京虫と言われても、普段日本にいる人や、パッケージツアーで旅行している人、旅をはじめたばかりの人はわからないと思います。
南京虫はトコジラミと呼ばれる吸血系の虫です。(英語でBedbug)
大きさは成虫で5mm前後で肉眼で見ることができますが、こどもの南京虫はかなり小さくて色も薄いので見えづらいです。
血を吸うと、お腹が少し大きくなり赤く染まります。
わかる人は少ないかと思いますが、南京虫を潰した際はかなり嫌な臭いが漂います。ぼくはこの臭いがとても嫌いです。
南京虫に噛まれると、蚊に刺されるのとは比べ物にならないくらい痒くなります。長ければ1週間ほど痒いこともあります。
日本の川辺などにいるブヨやヌカカと同等の威力を持っているとぼくは考えていますが、彼らと違って安宿のベッドに潜んでいることが多く厄介です。
南京虫はこわい
はっきり言って南京虫はとてもこわいです。
どうして、こわいのかと言うとトラウマになるからです。
あまりの痒さから睡眠不足になります。宿を移動しても、痒さは続くため、また南京虫がいるかもしれないと怯えてしまい熟睡ができません。おそらく電気もつけっぱなしで寝ることになります。
そうなることで疲労が蓄積し、翌日からの旅にも支障が出ます。
南京虫に遭遇しやすい人は、節約型のバックパッカーで、主に自分で安宿を開拓している人に多いと思われます。有名宿やネットに載っているところはある程度レビュー等があるからです。
とくに厄介なのがこどもの南京虫です。
前述した通り見えにくいので、発見が難しいからです。個人的に成虫の南京虫よりは威力が少し弱い気はしますが、それでもとても痒いです。
2. 南京虫(トコジラミ)の対策と対処法

南京虫、焼いた後
そんなこわい南京虫と何回もぼくは遭遇してきました。未だにとてもこわくて怯えるほどです。
今回紹介する対策等はぼくの経験から学んだことであって正解ではありません。我流です。
個人的な経験から、全世界に南京虫は生息していますが、東南アジア、インド周辺国、アフリカ(エチオピア)の安宿に多い印象です。
南京虫と出会わないための対策
南京虫が出なさそうな価格帯の宿に泊まるのが一番だと思いますが、貧乏バックパッカーはそうはいきません。
宿探しの際に実際に宿泊する部屋を見せてもらうことが重要です。
駅やバスターミナル近くの人の出入りが多そうな、大抵は薄暗くてジメジメした安宿の部屋に多いです。
また旅行者が多い宿にも多いと思われます。巡礼宿なども。
これらは、実際に南京虫と遭遇した部屋の写真です。
見るべきポイントは以下です。
- ベッドと面している壁に血の跡がないか
- シーツを少し剥いで確認
- ベッドを少し持ち上げて確認
- 隠れられそうな割れ目等をよく見る
- 焼いた後はないか
チェックイン前に南京虫がいないか確認する作業は、宿の人は嫌がります。それに「南京虫なんかいない」と言います。
出来るだけサクッと確認しましょう。
正直に言って、チェックイン前に南京虫がいるかどうか見極めるのは至難の技です。
それが簡単なら、ぼくは南京虫と遭遇していないはずです。
南京虫は日中や明るいときは基本的に隠れています!
だから、ほとんどの場合、南京虫がいることに気がつくのは、夜電気を消してからです。または睡眠中に痒さで起きたときです。
まずは、ここの部屋は怪しいと思ったら、最低でも長袖長ズボンで寝ることをおすすめします。首もとも守ったほうがいいです。
荷物も散らかさずにパッキングをして、ザックカバーを付けて、南京虫のいなさそうなところなどに置きましょう。
大きなビニール袋があればその中に入れるといいですが、ほとんどの人は持っていないと思います。
荷物が少なければ壁に吊るすのもありです。
ちなみに、寝ているときに身体が痒くて南京虫がいるかもしれないと思ったら、まずはスマホの明かり等で照らしているか確認しましょう。
刺された場所が近かったり、蚊に刺されるはずのない場所、そして異常な痒さであれば疑うべきです。
虫除けスプレーなどは効かないと思ってください。
南京虫と出会ってしまった際の対処法
残念ながら、節約型の旅人が南京虫と出会わない完璧な方法はないです。高級ホテルに泊まるしかないです。
南京虫と出会ってしまってまずすること
- 荷物の安全な場所に移動する
- スタッフに部屋をかえてもらう、または宿をかえる
- 電気を付けて、長袖長ズボン
1. 荷物を安全な場所に移動する

荷物の避難
まずは、荷物の避難が第一優先です。
荷物や衣類に南京虫が入ってしまうと、次の宿に運んでしまいます。それではいつまでたっても南京虫の呪縛から逃れることはできませんし、ほかの人に迷惑をかけてしまいます。
最悪のケースは自宅に持ち帰ることです。
2. スタッフに部屋をかえてもらう、または宿をかえる

南京虫アパート
南京虫の存在に気がつくのはほとんどの場合は夜です。
返金もおそらくないですし、宿をかえるのも時間帯的にも難しいと思います。
部屋をかえてもらいましょう。
その前に、南京虫がいるという確証を掴んでおくといいです。
部屋の電気を付けても、探すのは難しいです。スマホの明かり等でベッドとシーツの隙間や縫い目、割れ目等を南京虫が隠れそうなところを探しましょう。
南京虫を見つけたら殺しましょう。
ちなみに、南京虫は親指と人差し指で握っても潰れないので壁で潰すのがいいです。最悪はシーツで、、。
潰すと嫌な臭いがします。
ぼくはかえてもらった部屋でもまた南京虫が出たことがあります。
部屋をかえてもらっても、安心せずに一通りチェックはしましょう。
3. 電気を付けて、長袖長ズボン

長袖長ズボン
これは、部屋をかえてもらえなかったり、泣く泣く南京虫がいる部屋で寝ることになった場合にすべきことを書きます。
南京虫は暗くなると活発に動くので、電気付けたまま寝る。
長袖長ズボンは当たり前で、できれば侵入の余地がないようにゴムなどで止めるのもいいと思います。
フードかぶったり、靴下もあればいいです。
トラベルシーツ、レジャーシート、テントがあればそれを使ってください。
ぼくは本当に南京虫がやばいときにナイロン袋に足を突っ込んで寝たことがあります。
南京虫(トコジラミ)の対策と対処法まとめ
南京虫がいないかチェックして、南京虫がいたら部屋をかえてもらいましょう。
南京虫がいる部屋で寝ないといけない場合は、荷物を安全そうな場所に避難させて、明かりをつけたまま長袖長ズボン+αで自分自身を守って寝ましょう。
以上、バックパッカー向けの南京虫(トコジラミ)の対策と対処法でした。
それでは、みなさんよい旅を!
最後まで読んでいただきありがとうございます。